忍城主である成田長泰が城下総鎮守とした『行田八幡神社』。
元和・宝永・弘化の年間における行田町大火で再三延焼の被害を受け、
何度も建て替えているのだとか。
それだけ火災が多い町だったんですね。
だから、蔵も多いのか。
上の写真の額が市の文化財みたいですね。
「素盞鳴尊」が読めなくて質問してしまいました。
須佐乃袁尊(スサノオノミコト)って漢字表記が様々にあるのだそうです。
ちなみに天照大神の弟で、
天照大神が天の岩屋に隠れる原因を作った粗暴な神です。
または、ヤマタノオロチを退治した神でもあります。
ものすごく良い場所に置かれた金色の桃。
「なで桃」と云って、願いながら桃を撫でてお参りするのだそうです。
願い事が全く思い浮かばんので一礼に留めました。
[戌亥八幡]
戌年・亥年生まれの一代の守護神だそうです。
戌:安産・子宝・子育て
亥:足腰健康・立身出世
・・・の御利益があるとか。
御朱印があったので、お参りした二種類をお願いしました。
[目の神社(メノカミシャ)]←ジンジャじゃないんですね
これは参っておかねばなるまい、と思ったものの・・・。
奥の小さな鳥居をくぐるのに躊躇いつつ、
鳥居に入って右側の「目の神社」に手を合わせました。
実は目の神社の隣にあるのはお稲荷さんだったのです。
つまりは、くぐるのを躊躇った鳥居もお稲荷さんの鳥居らしい。
まあ、いっかー、と気にしないようにしていたのですが、
その後、急激に喉が痛くなり、現在に至っております。
やはりワタクシはお稲荷さんとの相性が・・・(以下自粛)。
気にすれば、そのように思えるし、偶然かもしれんし。
明日は雨の予報で、
楽しみにしていた航空祭もそれなりの内容になりそうなので、
自宅でゆっくりと読書でもしておこうと思います。
ちなみに「目の神社」で祀られている味鋤高彦根命(あじすきたかひこねのみこと)は、
農業の神様とされている神です。
だから、「鋤」の字が入っているみたいですね。
雷の神様でもありますが、なぜ「目の神様」としてここで祀られているのかは不明。
農業⇒芽が出る⇒目 という連想なのかしら?
謎です。
まあ、目については目下最大の関心事なもんで、
とりあえず老眼の進行が止まってくれると有難いです。
【行田八幡神社】
埼玉県行田市行田16-23
祈願受付時間:10:00~12:00/13:00~16:00