
[愛宕神社のケヤキ]
Zelkova serrata
幹囲約7m
全国に約1000社ほどある愛宕神社は、
古くから火伏・防火に霊験ある神社とされているそうです。
京都市の愛宕山山頂に鎮座する愛宕神社から発祥し、
愛宕山の修験者によって、江戸時代中頃からその信仰が日本全国に広められました。
勝軍地蔵を本地仏としたことから、
火伏せの神としてだけでなく武神としての信仰もあったんだそうな。
ゆえに、直江兼続の兜の前立が「愛」だったのは、
愛宕信仰をしていたからだという説もあり。
さて、そんな愛宕神社が真壁にもあります。
こちらは火伏が目的かと思われますが、
小さな境内には、大きなケヤキが2つもあります。
特にどこぞから指定を受けている訳ではないようなのですが、
存在感はアリアリ。
40mを超える巨樹からすれば、まだまだな大きさですが、
街なかにあるものとしては、かなり大きいんじゃないかな。

【愛宕神社(愛巖神社)】
茨城県桜川市真壁町飯塚