
建設年代:明治43年(1910年)
煉瓦造3階建、鋼板葺、建築面積23m2
地主であった稲田家の袖蔵として建てられた『旧稲田家住宅赤煉瓦蔵』。
鯨ヶ丘にある、立派な煉瓦蔵で、一昨年、国の登録有形文化財(建造物)に指定されました。
今が「茨城県北芸術祭」開催期間だからか、蔵の扉が開いており、内部の見学も可能のようでした。
木造の急階段が恰幅の良いワタクシにはハードルが高いので、
入り口付近しか見ませんでしたけど、
3階の天井部分の柱と梁の組み方の美しさは必見らしいです。



黒漆喰の観音開きの扉が重厚で立派です。
宮大工棟梁の齋藤辰吉が建てたのだそうです。


昔は瓦葺だったそうですが、現在はガルバリウム鋼板葺になっています。


たたいたら軽い金属音がしそうな煉瓦。
いい色ですね。


建物は平成23年に改修されているそうです。

【旧稲田家住宅赤煉瓦蔵】
茨城県常陸太田市東一町字東一東2295-2
※個人所有
現在は「オープンギャラリー倉」として貸出も行っています