これは鴨です。
食事中、唐突に『舌切り雀』の話を思い出して、めっちゃ気になった。
舌の動きを食事中に気にしたことがなかったけれど、
改めて気にしてみると、結構働いている。
舌が無ければ、食べ物を咀嚼するには頭を振らないと出来ないんじゃないかな。
だとすると、強欲なお婆さんに舌を切られた雀は、
その後、食事が摂れていたんだろうか?
尋ねたお爺さんを接待して、帰りにツヅラを持たせるぐらいだから、
寝込まずに元気だったと思われるのだけれど。
実は昔、ワタクシの友人がお煎餅を食べている時のちょっとした事故で舌を噛み切り、
大変な騒ぎになったことがございました。
全治数か月だったと思う。
遠くに住んでいるもんで写真でしか見なかったけれど、
激痩せしてた。
口からゴホゴホと血が溢れたと聞き、ものごっつい怖かったし、
大好きな人なので、生きててくれて本当に良かったと、
鼻の奥がツーンとしたのを思い出します。
それを改めて思い出すと、舌切り雀は大丈夫だったのか!?
鳥の舌は嚥下する補助として在ると聞いたことがあるのだけれど、
舌を切られた雀は、その後、ごはんを食べることが出来たのだろうか。
本当はどうでもいいけど、
ちょっと気になる。