室堂小屋
立山山荘と立山室堂。




今回の立山黒部アルペンルートでの目的の一つは、



室堂にある国指定重要文化財を観ること。



それが、芦峅寺(あしくらじ)室堂にある室堂小屋です。



国の重要文化財に指定されています。



室堂小屋
平成7年(1995年)に国の重要文化財に指定される。

室堂小屋
日本最古の山小屋で、
雄山山頂の立山寺の参詣者のための宿泊や
立山遥拝などに用いられた信仰施設です。


室堂小屋
何度も補修され、山荘として使用されていた最終期は、
建物全体がトタンで覆われ、
アルミサッシの窓が取り付けられていたそうです。
平成4年(1992年)から2年かけて解体修理が行われ、
建立当初の形態・間取りに復元されました。


室堂小屋
北室と南室の2棟あります。
北室は享保11年(1726年)、南室は明和8年(1771年)の建立。


室堂小屋
現在は遺物やパネルなどが展示されています。
開館は7月1日~10月10日まで。


室堂小屋
かなり立派で頑丈そうな木材が使われています。
(無論、金物類で補強もされています)


室堂山荘
昭和62年に隣接地に山荘が建設されて使われています。




今まで室堂山荘の前は通り過ぎているのに、



室堂小屋を見たのは初めて。



見逃しておりましたわ。



室堂
富士ノ折立、大汝山、雄山。




山岳信仰って、なんだか壮絶ですよね。



装備が今ほどには良くなかった時代に、3000m級の山を登るという信仰心。



ほんと、スゴイですわ。



そもそも、木材をここまで持って上がる労力に脱帽です。



室堂




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