日光二荒山神社は、標高2,486メートルの男体山山頂の奥宮、
中禅寺湖畔に鎮座する中宮祠、
さらに華厳の滝、いろは坂、日光連山等も境内に含まれる広大な敷地を有しています。
ゆえに、その境目がいまいちワタクシには分かりません。
そしてその殆どの場所が、パワースポットらしいです。
神社のテーマパークみたいだとは思いましたが、
正直、パワーを得られたかは謎。
しかし、東照宮よりは確実に安価な入場料で入れる神苑には、
迷わず入って見学して参りました。
最近、神社で何を願ってよいのか分からず、
オジャマシマスという黙礼のみする率が増えているワタクシです。
[神橋]
大谷川(だいやがわ)に架かる神橋(しんきょう)は、
国の重要文化財に指定されています。
現在の橋は1904年(明治37年)の再建。
日光東照宮から二荒山神社へ続く参道(上神道)。
ここはパワースポットらしいです。
灯篭に彫られた企業名が気になって、
パワースポット気分を味わい忘れました。
途中、気になる注意書きが立っています。
石を投げる意味がワカラン。
内側から見た神門と、
夫婦円満や家内安全、良縁結びのご利益があるといわれている
夫婦杉(左手)と親子杉(右手)。
徳川二代将軍秀忠によって建てられた本殿。
改修中でした。
[銅灯籠]
神苑内にある正応5年(1292年)銘の銅灯籠は
「化灯籠(ばけどうろう)」とも呼ばれる国の重要文化財。
火を灯すと怪しげな姿に化けたと言われ、
武士が刀で斬りつけた傷が無数に残されている。
・・・らしいのだけれど、どれが刀傷か分からなかった。
[大国殿]
重要文化財
内部には大太刀「太郎丸」が展示されているそうです。
丸石と書かれた丸い石。
撫でる人がいるようなつるつる感がありました。
[杉の巨木]
この杉には楢(ナラ)が宿り木となっていて、
杉楢一緒(好きなら一緒)ということで、
有名な縁結びのご神木になっているそうな。
[二荒霊泉(ふたられいせん)]
御本社背後の恒霊山の洞窟から湧き出て、
眼病に効く霊験があるとされる名水「薬師霊泉」と、
滝尾神社境内の天狗沢のほとりに湧出る名水「酒の泉」を
西神苑に導いたものが「二荒霊泉」と名付けられています。
※しかし種類は三つある
二つが交わった水は美容にも良いってことらしい。
※疑うとご利益が失われそう
あづまやにボトルが300円で販売しています。
買ってみた。
そして水を入れてみた。
持ち帰ってこれで珈琲を淹れるつもり。
重要文化財の多い神社ですねぇ。
「酒の泉」の水でつくる酒は銘酒といわれているため、
酒造関係の人々に篤く信仰されているそうな。
[神楽殿]
※右手前のライオンみたいなものは狛犬らしいです
兎の毛通しは鶴でした。
国歌にある「さざれ石」。
「細石」と書いてさざれ石と読みますが、
その名の通り、もともと小さな石が長い年月をかけて
小石の隙間を炭酸カルシウムや水酸化鉄が埋めることで、
1つの大きな岩の塊に変化したものをいいます。
ワタクシは、ほんと目が悪いもんで、
名水を飲んで少しは改善されるといいなぁとは思います。
まあ、治らなくても、美味しく頂ければ、まあ、いいや。
【日光二荒山神社(にっこうふたらさんじんじゃ)】
栃木県日光市山内2307
主祭神:二荒山大神(大己貴命、田心姫命、味耜高彦根命の総称)
栃木県日光市山内2307
主祭神:二荒山大神(大己貴命、田心姫命、味耜高彦根命の総称)