[三門(山門)]
国指定重要文化財
内部には、四国八十八箇所の各寺院の本尊の代像が安置されている。
今回の青春18きっぷの旅の目的地は、善光寺。
千葉県民Tと二人で訪れたのですが、彼女は来た記憶が無いそうです。
「一生に一度は善光寺詣り」の言葉を全う出来てヨカッタヨカッタ。
ここは無宗派なので、どんな信心を持つ人でも受け入れてくれる度量の広いお寺さん。
お寺なので、お賽銭箱の前にはお焼香が置いてありました。
ここではやはり、「戒壇巡り」をしておくべきでしょう。
本堂の床下にある真っ暗な通路を通って、
本尊の阿弥陀如来が安置されている「瑠璃壇」という小部屋の真下にあるとされる
“極楽浄土への錠前”に触れるという有名なもので、
入場料500円でチケットを購入し、阿弥陀如来へ祈祷した後に体験できます。
日曜日だったので、家族連れが多く、「戒壇巡り」は大渋滞。
真っ暗な通路の壁を右手で触りつつ進むのですが、
結構ライフが削られました。
前の千葉県民Tにナビって貰いつつ鍵に触れましたが、
自分一人だけだったら、触れたかどうか・・・。
視覚障害(全盲)を疑似体験したような気分になりました。
こりゃ、音に敏感になりますわ。
出口で子供がギャン泣きしてましたが、
トラウマになっちゃうんじゃないかなぁ。
ちなみにワタクシはこれも一度体験済みでしたが、
子供の頃だったもんで、イマイチ記憶に残っておらず、
今回の体験が強く心に刻まれました。
多分、もう参加しないと思う。
正面が仁王門。
手前の参道には多くのお土産物店が並んでいます。
暑い日なので、ソフトクリームが売れているようでした。
[仁王門]
[阿形(あぎょう)像]
向かって左側にあります。
[吽形(うんぎょう)像]
向かって右側にあります。
仁王門の細工は殆どがネットが掛けられていて、見えるものはごくわずかです。
[本堂]
国宝
現本堂は宝永4年(1707年)の再建。
また、参道の敷石は市指定の史跡になっています。
[本堂正面]
ここの獅子も、向かって左が阿形、右が吽形になっています。
※写真は拡大可能
ネットが掛けられているので、肉眼ではよく見えない彫刻ばかり。
向かって左側から見た本堂。
本堂の柱の飾り。
裏側から見た本堂。
忠霊殿・善光寺史料館と本堂裏の間にあった牛の置物。
緑の間らひっそりと立っていました。
森永乳業提供の乳牛象らしいです。
母牛が「善子さん」、仔牛が「光子さん」。
母と娘だったんですねぇ。
[鐘楼]梵
鐘は重要美術品らしいです。たぶん。
[経蔵]
これも重要文化財に指定されていますが、現在保存工事中で外観が覆われています。
また長らく見られないんだろうなぁ。
落雷があったのか、折れた大木が三門脇に立っていました。
暑くて暑くて、いろんな意味でライフを削られるヒトトキでした。
春とか、秋などにお参りに行くのがベストじゃないかしら?
千葉県民Tと二人で、
「お参りが終わったら、冷たいものを飲みましょう」
を合言葉に暗闇&日射しと戦った今回の善光寺参りでした。
冷たい飲み物が飲める時代って素晴らしいです。
【善光寺】
長野県長野市元善町491
本尊:一光三尊阿弥陀如来(絶対秘仏)
創建年:644年
長野県長野市元善町491
本尊:一光三尊阿弥陀如来(絶対秘仏)
創建年:644年