松籟


奈良きたまちを母とぶらぶら散歩中に突然発見したのが『松籟(ショウライ)』。

外のボードに「珈琲」の文字を瞬間的に見たもんで、

中に入ることにしました。

古民家をリノベーションした感がオシャレなお店。


松籟
外に止めてある自転車までもが“外観”の一つなのかと思っってみたリ。

松籟
古民家で珈琲が飲めるなら絶対入りたくなるっしょ、。


入口でベルを鳴らして訪問を告げると、奥から店主らしき男性が現れました。

お茶を頂きたい旨を伝えると、入口正面右手側の暖簾の奥へと誘われました。

引き戸を取り外した室内正面にどどーんと目に入る樹齢300年の松の木。

引き戸を取り外すという手法を考えたところがスゴイ!

めちゃくちゃ開放的。

本日は快晴なので、尚更開放的だと感じました。


松籟
井戸もある中庭。

松籟
一階席も寛げそうなのですが・・・


二階もありますよと言われたので、室内を見てみたいという気持ちから二階へ。

急階段を登ると扉があり、それを開けたらコタツ席がありました。


松籟
[コタツ席]
照明器具もコダワリまくっててイイ感じです。


松籟
コタツ席の奥の和室。
お鍋のセットがあったので、夜に予約が入っているのかも。


松籟
各部屋の照明器具は低い位置に設置されています。
こりゃぁ、夜は良い感じでしょうなぁ。


松籟
和室の奥には中庭を見下ろす二人席がありました。
開口部の建具が取り外されているため、もの凄く開放的で気持ちいい。
一目で気に入って、この席に腰を下ろしました。


松籟
本日の天気も気候も良かったので、ここが一番の特等席だったかも。

松籟
中庭を見下ろします。

松籟
供される水に浮かぶ氷にまで気を遣っている気配がしました。
それにしても、風が心地よいですわ~


松籟
松籟
杉板に貼られたメニュー。
15時までならカレーなども頂けるみたいです。


松籟
観光案内所で貰った地図には載っていませんでしたので、
印を付けておきました。


松籟
[醍醐白雪蜜氷 800円(税込)]
白いのは練乳ではございません。チーズクリームソースなのです。
後で伺ったところによるとアルコールが香りづけ程度に入っていたそうです。
ヨーグルトのお酒なんですって。


松籟
手前の干し柿が激ウマ!
パリパリではなく、もちっとした食感で噛めば噛むほど甘くて美味でした。
っつーか、食器類にもコダワリを感じる。
それはそうと、レモンが綺麗過ぎてこれも美味しいに違いないと思ったものの、
残骸を残すのは格好悪いかなぁと躊躇って残してしまいました。
生姜蜂蜜漬けのレモンだったそうです。
残したことが今も悔やまれてなりません。


松籟
水はセルフサービスで、こちらから頂きます。

松籟
本棚には漫画や絵本などと一緒に、建築関係の本も置いてありました。
後から検索して知ったところによると、
ここの内外装はオーナーがお一人でされたそうです。
凄過ぎ。


松籟
夜メニューもちらりと拝見。
次回は夜に来てみたいけれど、宿泊せんと無理かもなぁ。


異様に落ち着くし、ゴールデンウイークなのに観光客が殆ど来ないエリアだし、

ほぼ貸し切り状態で寛がせて頂きました。

かき氷もごっつい美味しかった~。

これは誰かに勧めたい。

勧めたいけれど、混んで欲しくない気もする。

良い感じなので、次回はランチを予約して再訪したいかな。

もの凄く気に入りましたし、色々と勉強になりました。

固定観念を捨てると、世界の見え方が変わるんですねぇ。

開口部の建具を取り外す手法には脱帽です。

帰りに大粒のラムネを2粒頂き、

その甘酸っぱさを噛み締め乍ら散策の続きを再開した我々なのでした。



松籟
【松籟(ショウライ) ~まつのおと~】

奈良県奈良市北袋町18-1
[月~金]17:00~0:00
[土・日]11:30~15:00 , 17:00~0:00
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