
『燕市産業資料館』の端には、スプーンばかりを集めた部屋があります。
最近出来たらしいのですが、部屋のそこかしこにスプーンが展示してあるんです。
これが圧巻でした。
特段スプーン好きって訳ではないワタクシですから、
いいなぁと思うものが多数ありました。
正直、かなり面白かったです。

どんなものでも一つだけ集め続ければ、博物館の一室を飾れるものになるんですねぇ。

壁に飾られているスプーンまでは見きれていなかったワタクシです。
だって量が半端ないんだもん。


コレクターの「はじめのスプーン」。
結構繊細なスプーンです。

こんなステンドグラスみたいなスプーンもあるんですねぇ。




既に何を掬うものなのかワカラン感じのスプーン。
掬うではなく、「救う」ものなのかもしれん。



これが何を意味する展示だったのか理解できなかったワタクシです。

やっぱり箱入りのものはお高いのだろうなぁと想像してみたり。

こういう色のスプーンを見ると、磨きたくなりますね。


意外にも、このメモ書きを読むのが楽しかったりする。

スプーンにカテゴライズされていて良いのか分からんものも。
ってか、これは何をするものなんでしょうか?

水牛の角って感じの材質で作られた十徳ナイフみたいなスプーン。

エナメルのもあります。


目玉みたいな模様ですな。
ちょっとコワイ。

面白い形のスプーンだなぁと思ったら、隣にフォークとナイフもありました。
中東っぽい模様ですね。

こうやってみると、日本のお箸も歴史は長いのに、
木製だから朽ちてしまって残っていないんですねぇ。

必ず誰かがこれを使って食事をしていた訳で、
そう考えると怖いアイテムですね、スプーンって。

マリア様の像が持ち手に付いています。
信心深い人が使っていたのかな。

ものごっつい持ち難そうな柄ですね。

スプーンではなく、ローソクの火消しもありました。

何故か、アイスクリームスプーンも展示してあった。
数ある中から自分好みのスプーンを探すのも楽しいので、
お近くに行かれる際は、ぜひ見学してみてください。
この部屋はオススメです。

【燕市産業資料館】
新潟県燕市大曲4330-1
営業時間 9:00~16:30
定休日:月曜、祝日の翌日、年末年始