
[妻沼聖天山拝殿]
寺伝では治承3年(1179年)に、長井庄(熊谷市妻沼)を本拠とした武将齋藤別当実盛が、守り本尊の大聖歓喜天(聖天)を祀る聖天宮を建立し、長井庄の総鎮守としたのが始まりとされている。中世には忍(おし)城主の庇護を受け、近世初頭には徳川家康によって再興された。
国宝を観る前に、まだまだ観るものはあります。
先ずは参拝せねば。
お寺さんなので、見学させて頂くことについて挨拶させて頂くに留めて、
その後、境内の見学を開始いたしました。

兎の毛通しも周囲がカラフルだと目立たなくなるもんなんですね。








龍に鰭がありますね。


龍に羽がありますね。



どこに焦点を合わせるべきか迷い始めて来ました。

鳳凰の姿もありました。









昼近くになると、境内に人の姿が溢れてきました。

ちょっと前に戻って、仁王門の手前に水屋があります。




百度石って、時代劇でしか回しているのを見たことが無いわ。
今もお百度を踏む人が居るのかな?

石舞台が拝殿正面にありました。


案内板は別のところにあった。

ちょっと気になった建物。
仁王門を潜ったら左手側にありました。
これはいったい何だろう?


滑車が見えるということは・・・


井戸ですね。
ここで身を清めるのかな。

周辺の彫刻も見事です。




水に纏わる生き物ばかりですね。

比較的新しい建物みたいですね。
これは護摩を焚くところかな?ちがうかな?

相撲の土俵らしきものもありました。

拝殿の横に続く回廊も古そうです。


奥に見えるのが鐘撞き堂です。

回廊の下をくぐると・・・


ありました。夫婦の木。


別の木が仲良く成長しているようです。

薄暗い場所に鐘撞き堂がありました。



風雨で劣化しているっぽい彫刻が見えます。


石垣はきっちりと組んでありますね。綺麗だ。

改修の際に取り外したのかね廃材も置いてありました。


卒塔婆が立っていたのだけれど、これは供養塔なのかな。

ここから先の“国宝”を観るには入館料700円が必要ですが、
これは必見だと思います。是非払ってでも観るべき。
ここから先が国宝に指定されている本殿になります。
つづく。

【妻沼聖天山(めぬましょうでんざん)】
埼玉県熊谷市妻沼1627
山号:聖天山
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片道460円 Suica利用可
私好みの見応えがありそう…。