
妻沼地区の名物の稲荷寿司「聖天寿司(しょうてんずし)」は
国宝『妻沼聖天山』周辺3店舗でそれぞれ製造販売されています。
一般的な稲荷寿司とは異なる細長い形状が特徴の「聖天寿司(しょうてんずし)」。
妻沼地区に200年以上も伝わっているものだそうです。
ちなみにこの「妻沼」という地名ですが、
ワタクシは当地に降り立つまで「つまぬま」と読んでいました。
正しくは・・・

「めぬま」と読むそうです。
しかし、国宝があるのは、

「天」の部分が濁点になるんですね。
ちなみにキャラクターも居るようでした。


さて、本日は国宝を観るのが目的でしたが、その前に
“午後には売り切れて無くなる”
という「聖天寿司」をとりあえず2軒分ゲットしておくことにしました。
3店舗いずれも一種類のみの販売で、一パック460円(税込)になります。

参道からはちょっと離れた場所にある「森川寿司店」。
看板は大きくて分かり易いのですが、店内部はちょっと分かり難い。
入口右手にある小窓をガラリと開けて声を掛けると人が反応してくれます。
そこで一種しかないパックの個数を告げるのです。
無論ワタクシは一つしか買いませんでしたが、
他店で見ていたら、殆どの人が複数パックの大量買いでした。
そりゃ、売り切れるわ。


干瓢の巻き方に特徴がありますね。
紅ショウガもたっぷり付いています。

干瓢巻は干瓢は甘く、酢は強め。でもその対比が美味しいかも。
稲荷は油揚げが厚くて甘辛い。

【森川寿司店】
埼玉県熊谷市妻沼1523
営業時間 9:00~売切れ
定休日:月曜

『妻沼聖天山』の参道脇にあるのが「聖天寿し」。
ここだけ「聖天寿司」の最後の一字が仮名になった店名なんですよね。
何か意味があるのかな?
分かりません。
しかし、ひっきりなしに人がやって来ては大量に注文して車で帰って行きます。
近隣の方々なのかは分かりませんが、皆さんの好物なんでしょうかね。
まあ、休みの日に一人前ワンコイン以下でたらふく食べられるので、
主婦ならば有難い休日ランチの味方だと感じるかも。
一パックでも重いのに、家族分買うとなると、
そりゃぁ車で来るわなぁ。



ちなみにコチラは千葉県民Tへのお土産に致しました。

【聖天寿し】
埼玉県熊谷市妻沼1515
営業時間 9:00~売切れ
定休日:月曜

お参りを済ませてから、ちょっと離れた場所にある「小林寿司店」にやって来ました。
正午過ぎだったので、売切れているかなぁと不安だったのですが、
一つゲット出来ました。
ここも車がひっきりなしにやって来ます。
本日のランチが聖天寿司だったという人は、いったい何人居たんだろう?
ワタクシは朝から何も食べずに移動しまくっていましたが、
結局胃に食料をチャージしたのは夕方で、こちらの稲荷寿司になりました。

上の2店舗のものよりは若干小ぶり。

干瓢巻は安心の薄切り。
稲荷寿司はつゆだくで、しっとり感が半端なく、甘辛い味が胃袋を刺激してくれました。
あっという間に完食。
中央の紅ショウガも味のアクセントとして利いています。

つゆだくの割りにご飯が水分控えめらしく、お米の食感がしっかりしていました。

【小林寿司店】
埼玉県熊谷市妻沼1243
営業時間 8:30~売切れ
定休日:月曜

こりゃ、食べ比べしたくなるし、また食べたくなりますわ。
ただし徒歩の場合は熊谷駅から11kmほど距離があるもんでバス利用が望ましく、
片道、聖天寿司一パック分の運賃が必要になります。
また食べたいと思っても、ホイホイ行ける距離ではないわいな。
ってことで手元に残る一パックを満喫し、今宵はこれまでに致しとうございます。























私にお土産なら、一番目がいいかも。