星野リゾートに今年12月10日、『界 加賀』がリニューアルオープンしました。
以前は寛永元年(1624年)創業の老舗旅館『白銀屋』だった場所で、
それを星野リゾートがリニューアルして使っていたそうです。
そのリニューアルした建物を、またまたリニューアルしてオープンしたのが、
『界 加賀』。
文化財に泊まりたいと思っていたワタクシが
今年の8月の予約開始から母の誕生日プレゼントにと予約しておりました。
国の有形文化財に登録された本館の風情はそのままに加賀建築の伝統や色使いを受け継ぎモダンな要素を取りいれています。
プレートが見当たらなかったので
現在も文化財に指定されたままなのかは不明ですが、
雰囲気は理解できました。
ここが玄関。
到着時は入口にスタッフが立っていたので
名前を告げて案内して貰いました。
ロビーの梁から垂れ下がっている水引のオブジェ。
降る雪の様に床まで垂れ下がっていて圧巻です。
一本30,000円ぐらいはするらしいです。
母は20本ので数えたそうですが、
「30本ぐらいはあったんじゃないかしら」と言ってました。
お安い乍らもこれが今回我々が止まった部屋。
ほの暗くて落ち着きます。
(ゆえに睡魔に襲われ易い)
これが寝室。
ベッドが寝易くてこれまた睡魔に襲われ易いです。
足元を照らす照明器具は移動可能。
部屋の玄関正面にあった水引のオブジェ。
寶袋ですかね。
とても好みで、帰りに水引を金沢で調達して帰ろうかと思いました。
(ウチ、飾るところがないけど)
障子に貼られた水引風のネット。
芸が細かいなぁ~
備品類は全て白木で出来ていて、汚すことを躊躇わせます。
食器類は「界」の文字入り。
下の段にはカップ&ソーサーがありました。
3客ずつあるってことは、3人部屋だったのかな?
常備されているコスメ類。
この乳液がワタクシには優秀に思えました。
個別のアメニティも置いてあります。
風呂敷に入ってあり、なんだか嬉しくなりました。
これが文化財側(であろう)の建物を上から見たところ。
正面は総湯です。
他の星野リゾートは凄いのでしょうが、界もリゾナーレも気軽に泊まれる感じの宿です。
これは夕食も期待できそうです。
(個人的には蟹が苦手だけれど・・・)
【星野リゾート 界 加賀】
石川県加賀市山代温泉18-47
※送迎バスはありません
http://kai-ryokan.jp/