
「ひしめく」を漢字で書けませんでした。
先月までは。
大勢の人が一か所に隙間なく集まること。
また、集まって騒ぎたてること。
が、その意味です。
意味は分かっていても、漢字が書けなかったんです。
でも今は書き順もマスターしました。
漢字を簡単に言えば、「牛3つ」。
覚え方は、意味を基にして「ギュウ ギュウ ギュウ」で、どうでしょう。
偏も「うしへん」。
送り仮名は「めく」。
他の訓読みは「はし-る(送り仮名が“る”)」。
音読みは「ホン」。
総画数は、12画です。
で、漢字はというと
で、送り仮名が「めく」です。
書き順は、「ノ」→「一」→「一」→「 | 」で、上の「牛」。
次に、「ノ」→「一」→「 | 」→「一」で左下の牛偏。
最後が、「ノ」→「一」→「一」→「 | 」で、右下の「牛」になります。
と、ここまで書いておいてナンですが、
この文字を手書きするシチュエーションは全く思い浮かびません。
由来は知りませんが、
イメージは『源氏物語』で葵の上と六条御息所の牛車の争いのシーン。
あのシーンこそ、「犇めき合う」という言葉に相応しいものはないんじゃないかしら。
と、勝手に思って納得している、今のワタクシです。