河鍋暁斎(かわなべ きょうさい)は、幕末に生まれ、6歳で浮世絵師歌川国芳に入門、9歳で狩野 派に転じてその正統的な修業を終え、幕末明治に「画鬼」と称され、絶大な人気を博した絵師です。
実はワタクシ、初めて暁斎の画を観ました。
カエルが沢山あり、結構ツボ。
ジョサイア・コンドルと縁が深かったってことも初めて知りました。
カエルの画がほんと可愛くてツボ。
ジョサイア・コンドルって、絵も上手かったんですねぇ。
「風流蛙大合戦之図」のカエルもツボでヤバかった。
ジョサイア・コンドル作品は特に日光東照宮のスケッチが記憶に残りました。
カエル・・・
ってか、暁斎はなんであんなにカエルを描いているのだ?
暁斎は、「蛙の写生に始まり、蛙の墓に終わる」ほどの蛙好きで、蛙の絵を多数残しています。そこに描かれた蛙の表情はユーモアにあふれ、他に比較できる作家が見当たりません。
なるほど。
しかも暁斎の美術館HPを見たら、かえる友の会なるものもあるじゃないの。
入会条件は、蛙のコレクションを1点以上持っていることらしい。
こりゃ、入らんと!
・・・ってぐらい記憶がカエル塗れになってしまいました。
カエルの画が掛かるなら、後期も観に行こうかなぁ。
美術館では珍しく、一か所だけ撮影OKの場所がありました。
猫の画です。
本物は8月4日までおあずけ。
河鍋暁斎《惺々狂斎画帖(三)》
上の撮影スポットの天井は復元されたものだそうです。
3階と2階を結ぶ階段。
2階から3階に向かう階段を見上げる。
ミュージアムショップで買ったもの。
シールとチケットファイル。
このシールがなんか良いのです。
上の「コンテル」と書いてある絵が暁斎の描くジョサイア・コンドルの似顔絵です。
それにしても今年はジョサイア・コンドル作品に多く出会うなぁ。
しかも、出会ったそれらの建物の記事をアップしていなかったことを思い出した。
ま、いずれ・・・。
河鍋暁斎記念美術館
http://kyosai-museum.jp/hp/top_page.htm
【三菱一号館美術館】
東京都千代田区丸の内2-6-2
ジョサイア・コンドル設計(レプリカ再建)
http://mimt.jp/kyosai/