旧三河島汚水処分場喞筒場

予約をして、朝から『旧三河島汚水処分場喞筒場施設』を見学して参りました。

実はここ、重要文化財に指定されている施設なんです。

三河島水再生センターの一角にあるため、内部に入るには予約が必要。

めっちゃ混む施設なのかと思いきや、

本日は貸し切り状態でした。

ワタクシ一人の見学に、案内の方が2~3人付くという・・・

恐縮です。

でも、疑問点はいろいろ質問できたし、勉強になったし、

めちゃくちゃ楽しかったです!

先ずは荒川二丁目駅からスタートします。

都電荒川線
ものごっつい久しぶりに都電荒川線に乗りました。
って、町屋駅から二駅だけなんだけれど。


荒川二丁目
[荒川二丁目駅]
ここで下車するとすぐ前が三河島水再生センターの敷地です。


荒川二丁目
荒川自然公園?
敷地の周囲がそうなのかな?


旧三河島汚水処分場喞筒場
こんなプレートが踏切前にありました。
「喞筒」に「ポンプ」というルビが振ってあるけれど、なぜこの漢字なのか?


荒川二丁目
へーっ。いろんなバラを植えているのかぁ。
結構満開で、線路沿いが綺麗でした。


レッドクイーン
[レッドクイーン]
ちよっと大きめのバラでした。


旧三河島汚水処分場喞筒場
ここが入口。
出入り自由ではないため、当然門は閉まっています。
門扉には見学者はここで待つようにと書いてあります。
指定時間前に奥から案内係の方が来て、左奥の通用門を開けてくれました。


旧三河島汚水処分場喞筒場
入口にある土塁。
昔は3mに盛られた土塁が施設を水から守っていたんだとか。
今は50mほどしか現存していません。


旧三河島汚水処分場喞筒場
門を入って振り返ったところ。
右側の白い門衛所(守衛室)は大正14年のもの。


旧三河島汚水処分場喞筒場
今は使われていないそうです。

旧三河島汚水処分場喞筒場
畳が敷かれた仮眠室なども当時のままの間取り。
機能的ですね。

旧三河島汚水処分場喞筒場
鈴木都知事によって建てられた碑。
この形は、ここの処理場が担当している処理区全体の形。
文京区、豊島区(一部)、台東区、北区(一部)、荒川区がそれ。


旧三河島汚水処分場喞筒場
この石に削られた箇所があるんてすけれど、
これが処理場の位置と形なんですって。
結構端に位置しているんですねぇ。


旧三河島汚水処分場喞筒場
正面が重要文化財に指定されている建物がある場所。
でもその前に、左の建物内でDVDでの施設説明があります。


旧三河島汚水処分場喞筒場
建物玄関にある「アースくん」のオブジェ。

旧三河島汚水処分場喞筒場
DVDを見る部屋。
ここで10分程度の映像を見ます。


旧三河島汚水処分場喞筒場
テーブルに置かれたパンフレットなど。
お持ち帰りできます。


ノベルティ
右の袋に入っていた同施設のグッズ。
毎度思うのだけれど、下水道関連のノベルティに定規が多いのは何故なのか!?

ここでDVDを見た後で、見学に向かいます。


旧三河島汚水処分場喞筒場
文化財のある施設に向かう道路の下には古い幹線汚水管があり、
写真の蓋がある場所までの長さを現在も使われているそうです。


旧三河島汚水処分場喞筒場
[東・西阻水扉室]
東・西に各1棟あります。


旧三河島汚水処分場喞筒場
この建物内の設備は新しいものの、建物自体は大正14年に建設されたもの。

旧三河島汚水処分場喞筒場
案内板があるのだけれど、係の方が説明してくれるので読まずに進みます。

旧三河島汚水処分場喞筒場
それはそうと、今回勉強になったのは「阻水扉」のヨミ。
この「扉」は「とびら」とは読まないものだったんですね。
(答え:そすいひ)


旧三河島汚水処分場喞筒場
このエリアが重要文化財に指定されているエリア。

旧三河島汚水処分場喞筒場
東西の阻水扉の建物の間にある階段を降ります。

旧三河島汚水処分場喞筒場
[東・西沈砂池]
※写真手前の溝部分
下水を池の中でゆっくり流して、下水中の土砂を沈殿させて取り除く場所です。


旧三河島汚水処分場喞筒場
[濾(ろ)格室]
鉄筋コンクリート造、建築面積176.27平方メートル、スレート葺。
ここで水中の浮いた土砂やゴミを地下のスクリーンで取り除きます。


旧三河島汚水処分場喞筒場
スクリーンってのは、この奥にあるんです。

旧三河島汚水処分場喞筒場
奥の櫛みたいになっている部分がそれ。

旧三河島汚水処分場喞筒場
大きなゴミはここで取り除きます。

旧三河島汚水処分場喞筒場
大正時代より1m程度かさ上げしているそうです。
2mだったかな?
たぶん1mだったと思うんだけれど。


旧三河島汚水処分場喞筒場
これが大正時代のままの管。
焼煉瓦が敷き詰められています。
開口部部分は花崗岩。


旧三河島汚水処分場喞筒場
壁はコンクリートの上にモルタルを塗っているっぽいですね。
剥がれている部分も見えます。


旧三河島汚水処分場喞筒場
濾(ろ)格室の外壁は貼付け煉瓦壁。
煉瓦のタイルを張貼り付けています。


旧三河島汚水処分場喞筒場
建物内部は平成11年まで使われていたので機械が何度が変わっています。

旧三河島汚水処分場喞筒場
煉瓦タイルを貼る方法って、今と外観が変わらないもんなんですねぇ。
煉瓦を積むより断然安いのが利点。


旧三河島汚水処分場喞筒場
鉄骨の造詣がなんだかアーティスティック。

旧三河島汚水処分場喞筒場
トラスで支えられている天井。

旧三河島汚水処分場喞筒場
建物の土台部分の白い箇所はタイルが剥落したっぽいのかな。
重要文化財に指定されると容易くは修繕できないと聞くし・・・


旧三河島汚水処分場喞筒場
開口部のサッシは近代のもの。

旧三河島汚水処分場喞筒場
濾(ろ)格室とポンプ室の間にある芝生の下にも管が埋まっています。
これがヴェンチチュリー管で、下水の量を計測するためのものです。


旧三河島汚水処分場喞筒場
その仕組みはパネルで説明。

旧三河島汚水処分場喞筒場
知ってて当然「ベルヌーイの定理」に沿って数式を説明されるの図。
理論はわかるが、数式については正直、さっぱりワカラン。
案内係のおじ様は元エンジニアとみた。


旧三河島汚水処分場喞筒場
この下に管が埋まっているんですってー。
覗いたけれど、光の反射で全く見えない。


旧三河島汚水処分場喞筒場
全く見えないので、ガッカリしていたら、これから地下を探検するようです。
ヘルメットを装着して、いざ、地下の世界へ!

中編につづく。


旧三河島汚水処分場喞筒場
【旧三河島汚水処分場喞筒場施設】
東京都荒川区荒川8-25-1
開館時間 9:30~16:30(入場は16:00迄)
休館日:火曜、金曜、年末年始
見学は要予約
電話:03・6458・3940

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