栃木市
[蔵の街観光館]



よくよく考えたら、栃木市ほど蔵が密集している場所も関東では珍しい気がする。

ぽつぽつ散見されるエリアは多々あろうが、

これほど立派な蔵ばかりなのはレアなんじゃなかろうか?

と断言したら、川越や佐原の人々は怒るかもな。

でも、個人的には三つのエリアの中で栃木市が一番好きです。

栃木市
栃木市
[例幣使街道 蔵の街大通り]
京都から日光東照宮へ幣帛を奉納する勅使が通った道。


栃木市
商店街を見たら、蔵をぶった切ったような建物がありました。
道路を拡張したのかな?


栃木市
昭和レトロな雰囲気の商業ビル。

栃木市
写真を加工したら何か格好良くなった。

栃木市
いまだキチンと見たことがない古い市役所を今回もスルー。

栃木市
[鳥海商店(旧佐藤家住宅店舗)]
国登録有形文化財
入ったら買わずには出て来られなさそうなお漬物店。
でも、いつかは入るつもり。

栃木市
[GELATERIA桜蔵(ジェラテリアさくら)]
新しく出来たっぽいお店。
本格イタリアンジェラートが食べられるそうです。


栃木市
隣の八百屋さんにも入ってみたかったのですが、往路だったので断念しました。
見たら、みかんとか買っちゃいそうで・・・。


蔵の街観光館
[蔵の街観光館]
「八百金」の名で知られた荒物・麻苧問屋田村家の店舗でした。
「GELATERIA桜蔵」の向かい側にあります。
「とち介」のクリアファイルはここで購入。


蔵の街観光館
道に面している部分が見世蔵。
住居はその後ろ側に長く続いていました。


蔵の街観光館案内図
現在の建物利用状況。

蔵の街観光館
上部は漆喰塗りのままで、下部には板が貼られています。

蔵の街観光館

蔵の折れ釘
折れ釘で木の板を固定しているんですな。

栃木市
道の向こう側が「GELATERIA桜蔵」。←しつこい(笑)

栃木市
[東武ギフトサロン栃木店跡地]
コミュニティーFM局や市の特産品を販売する施設
「(仮称)観光情報物産館」が出来るようです。
4月に施設の一部をオープン予定なんだとか。
楽しみですな。


栃木市
ここにも「とち介」の姿が。

栃木市
向かい側のショップでは「とち介」のキャラクターグッズを売っているようです。
※蔵の街観光館にも売っている


古久磯提灯店見世蔵
[とちぎ歌麿館(旧・古久磯提灯店見世蔵)]
現在は、喜多川歌麿の浮世絵の複製が飾られています。
無料だったので入ってみました。
※内部は撮影OKみたいだけれど撮っていません


古久磯提灯店見世蔵案内
最後は高齢のおばあさんがお店を守っていたんだそうです。

栃木市
いい感じの喫茶店を発見。
これぐらい喫茶店だと分かり易いとありがたい。
今度入ってみようっと。


栃木市
[ギャラリーみうら]
旧関根家住宅店舗。
明治から昭和初期まで煙草卸売商を営んでいたそうです。
鉄筋コンクリート造2階建、瓦葺、建築面積46㎡


栃木市
大正期のセセッション(ウィーン分離派)風意匠。

栃木市
登録有形文化財

栃木市
雨樋の形がすっごくお洒落。
特注なのかな?


TOBU
[TOBUデパートと栃木市市役所]
1階がTOBUで2階以上が市役所っぽい。


栃木市
[ALWAYSカマヤ]
栃木県栃木市万町15-25

旧足利銀行栃木支店
国の登録有形文化財
現在は洋食店として営業。


栃木市
入ってみたいと思うものの、11:30からのオープンでいつもタイミングが合わず。

下野新聞社
[下野新聞社栃木支局]
もとは「毛惣」で知られた肥料商の2代目毛塚惣八が建設した見世蔵。


下野新聞社
国登録有形文化財です。

下野新聞社

栃木市
[館野家住宅]
栃木県栃木市泉町2-32
国登録有形文化財です。


栃木市
開口部もオシャレ。
って、毎度言ってますね。


日光例幣使街道
[例幣使街道 嘉右衛門町通り]

栃木市
[油伝味噌店舗]
日光例幣使街道の嘉右衛門町にある味噌製造・販売のお店。


栃木市
国登録有形文化財です。

栃木市
その向かいにあるオシャレな雑貨店。

栃木市
[ヒト匙+(ひとさじぷらす)]
栃木市嘉右衛門町4-3


人孔
マンホール周囲にあしらわれた屋根瓦。
無駄にゴージャス(笑)


栃木市
日光例幣使街道の裏通りにある建物。
何かのお店っぽいけど、詳細は不明。


栃木市
[神明神社]
栃木県栃木市嘉右衛門町1-17
神明宮という大きな神社が近くにあるのですが、関連は不明です。
山車を保管している倉庫があるっぽいから、由緒があるんだろうなぁ。


栃木市
栃木市
栃木市
栃木市
懸魚にあるはずの六葉が取れていますね。
割れて落ちたのかな。


栃木市
[屋根に設けられた千木(ちぎ)・鰹木(かつおぎ)]
千木は屋根の両端で交叉させた部材、
鰹木は屋根の上に棟に直角になるように何本か平行して並べた部材。


image

栃木市内に神明宮という神社があり、社殿の屋根にある2組の千木(ちぎ)と8本の鰹木(かつおぎ)が遠くから見ると10本に見えたことから、神社の辺りを「十千木(とおちぎ)」と呼ぶようになり、「栃木」になったという説があるそうです。


栃木市
栃木市の市章も千木・鰹木。

栃木市
散水栓の蓋にも描かれています。

栃木市
昭和モダンな建物。この形だと昭和初期ですかね?
散髪屋さんなので永遠に中には入れないかも。


栃木市
上を向いて歩いていなかったため、この看板を見てギョッとしたワタクシ。
専用飛行場を持っているって凄いな、と思っていたら・・・


栃木市
ホビー専用でした。


いつ行っても新たな出会いがある栃木市。

目下、ワタクシのお気に入りスポットです。

女性なら好きな街だと思うんだけれど、それほど観光地化されていないのもポイント高し。

確実に新しい店舗が出来ていたりして、整備も進んでいます。

でも、朽ちた蔵などが見られるのもまた事実なんだよなぁ。

土壁は解体費が高いので、手が出せないんでしょうね。

個人的には勉強になります。

栃木市
栃木市
側面の漆喰壁が剥がれ落ちて、構造材が見えます。
土壁を塗らない部分は通気口なのかな?


栃木市
何層にも壁が塗られているのが分かります。
土の量が凄そう。


【にほんブログ村】