
[旧堀田邸・蔵]
堀田家の古文書が保管されているそうです。
【蔵の外部仕上げ】外観の仕上げは、大壁とし、土壁の上に漆喰総塗籠(しっくいそうぬりごめ)とするか、各種の板張りとされる。平瓦を張り、漆喰を板蒲鉾のように盛って固める海鼠(なまこ)壁などとすることもある。
漆喰の壁には、左官職人が鏝によって文字や絵などを表現するレリーフ(鏝絵)を造られることもある。 現在では、木板の代わりとしてや、老朽化で剥がれ落ちた白壁を補うために、ブリキや鉄製の板・波板を張ることがある。wikipediaより
旧堀田邸で国の重要文化財に指定されている場所には蔵も含まれます。
意外にも、インターネットでも蔵に関する説明書きはほとんど無く、
見どころとしてはスルーされている率も高い気がしますが、
よくよく見ると、この蔵、一般的によく見るタイプのものとは違うんです。
上の写真を見て、他と何が違うか分かりますか?

内部は非公開らしい。

入り口にも庇があるものなんですね。
今風に改修された蔵ばかり見てたのでちょっと感動。

錆びて途中で折れたっぽい閂(かんぬき)。

外壁は「下見板(したみいた)張り。

鬼板は母屋と同様です。

鬼板の後ろの影盛(かげもり)が凄いですね。
この影盛があるってことは、比較的新しめの蔵ってことらしいです。
でも、お金持ち。

[蔵の横]

[蔵の裏側]

全ての開口部に木の庇が付けられています。
こんな完璧な防御をしているのを、初めて見ました。
【 参 考 】
大谷石の外壁に埋め込まれた折釘@旧篠原家住宅
蔵の補修作業の際、はしごや縄、丸太などを掛けられるための折釘@旧柳下邸

この折釘って、外壁板を止めるためのものでもあったんですね~!

錆びた折釘や朽ちた木が、頑張って蔵を守っている感があっていいなぁ。

水に弱い漆喰壁を保護すると思われる外壁板。

見事に周囲をカバーしています。

開口部以外は全て木の板張り。

腰壁部分も板で張り巡らされています。

縁の下にも木の庇があり、中に雨水ず入らない仕組み。
石の蓋もあるってことは、たとえ台風でも大丈夫ってことかな?
と思ったら、防火用みたいですね。
火事が起こったら、これで隙間を蓋して延焼を防ぐという。

蔵入り口は大きな庇があるので、個別の庇も板も張られていません。

水はけを良くする為か、玉砂利が敷かれているっぽい。
そしてそれが流れ出ないようにするのか、瓦で抑えられています。
なんだか、全国の蔵を見て旅するのもいいなぁと思いました。
蔵の世界は奥が深そうで、調べれば楽しいんじゃないかな。
その前に、「伊豆の長八」の作品を実際に見てみたいので、
それを探す旅にでようかなぁとも思っていたり、居なかったり。
























