
[旧堀田邸(旧佐倉藩主邸宅)]
千葉県佐倉市鏑木町274番地
国の重要文化財(重文指定日:2006年(平成18年)7月5日)
開館時間:10時から16時30分(入館は16時まで)
休館日:月曜
見学は有料。

旧佐倉藩主堀田正倫が1890年(明治23年)に建造した邸宅。

伝統的な和風建築の工法と、ボルトやナットを使用した西洋建築の工法が混在しています。
見学者の入り口は右側。

鬼板と懸魚(げぎょ)は水流模様になっていますね。

屋根の鬼板には堀田家の家紋があしらわれています。


蕪懸魚(かぶらげぎょ)と六葉(ろくよう)。
水の流れる様が見事に彫られています。
旧堀田邸はNHドラマ「坂の上の雲」や、「JIN -仁-」、
松坂桃李が主演した「侍戦隊シンケンジャー」のロケなどに使われた場所ですが、
国の重要文化財に指定されており、庭園は県指定名勝になっています。
最後の佐倉藩主堀田正倫が、維新後東京から佐倉に移り住んだ邸宅で、
明治時代に建てられました。
庭は、明治期の庭師・伊藤彦右衛門によるもので、
「さくら庭園」として常時無料で開放されています。

襖を開けると正面玄関になります。

比較的新しいと思われる照明器具。

見学者入り口から入った部屋にある衣紋掛け。
ちよっと小洒落ています。

玄関だからって、こんなに衣紋掛けが必要!?
ってぐらい部屋の両側の壁にあります。

端を見ると、後から取り付けられたのが分かります。

「桐」の釘隠し
格式の高い部屋にあしらわれています。


[玄関棟・応接の間]

竹節欄間のように何か意味のありそうな欄間ですが、今のワタクシには分かりません。

[縁側]
右手の畳廊下は11mあるそうです。

長い廊下の軒桁に掛かる丸太

平成18年(2006年)7月に国の重要文化財(建造物)に住居部5棟が指定されています。

居間棟2階部分は非公開

書斎棟は通常非公開になっています。


網代(あじろ)天井

書斎棟 (非公開)

普段非公開なだけあって、内部は凄いらしい。

非公開になっている場所は、2月11日に見学できるそうな。

[居間]
床柱は鉄刀木(たがやさん)、壁土は大阪土が用いられています。


釘隠しは「橘」。

[御寝之間]
※非公開で入室できず

襖は印度更紗などが貼ってあるそうです。

お手洗い前の手水鉢。
新しいけれど、トイレがありますよという目印なのかも。

玄関棟内側

カムロちゃんというキャラクターもあるらしい。

[客座敷]

二重菱組子の欄間

舞鶴紋様唐紙?


ここが特等席なんだそうです。

上の座布団に座ってみる庭の景色。

結構面白かったので再放送も見ている「坂の上の雲」。
このモックンは評価する。

[上ノ間と御祠堂]

現代の窓ガラスと昔の窓ガラスの見分け方は、ゆがみの有無。
古いものには気泡が入っている場合もあります。

庭は広大です。

雪隠あるところに手水あり。
ちょっと遠いけど。

湯殿に向かう廊下は天井が低くなっています。

昭和時代にはよく見た窓の鍵。
懐かしいです。

湯殿に向かう廊下の天井。
桜の木が掛けられています。


[湯殿]
明治44年に堀田家農事試験場を視察に訪れた
東宮殿下(大正天皇)休息のために増築された湯殿で、
湯に浸る風呂桶はなく、かけ湯によって入浴したそうです。
後編・番外編に続く。






















