[三井記念美術館]
東京都中央区日本橋室町2-1-1 三井本館7F
開館時間 10:00~17:00 (入館は16:30まで)
※毎週金曜日は19:00まで開館
4月19日から7月13日まで日本橋の三井記念美術館で開催中なのが
特別展「超絶技巧!明治工芸の粋」です。
昨日、偶然にチラシを見て、帰宅後熟読。
こりゃ行かねばっ!! と思い、本日朝イチに並んだ次第です。
「超絶技巧!明治工芸の粋」
10時入館。
気付いたら、背後に長蛇の列が出来ていました。
すごい人気らしい。
その中には団体客も居るようです。
入口で音声ガイド(500円)を借りて、いざ、展示室へ。
入口から溜め息の出そうな微細な細工物の工芸品ばかりで、
観るのが遅遅として進みません。
しかも複数人で連れ立って観ているマダム達がギャハギャハと大声で笑うもんで、
ちょっとイラッとするし。
ある程度は諦めて、先へ。
並河靖之(なみかわやすゆき)の七宝、
濤川惣助(なみかわそうすけ)の無線七宝、
安藤緑山(あんどうろくざん)らの牙彫など、
どれも呼吸を忘れるほどの細かい技巧です。
あまりにも細かいので、ルーペが設置してあるほど。
入館料は1,300円ですが、
音声ガイドとあわせて1,800円支払っても良いと思える展示内容でした。
ちなみにワタクシは細かい粒粒したものが苦手なトライポフォビア。
今回の特別展はそういう苦手意識を再認識させられるものもあり、
ところどころ観るのを飛ばしました。
何でも、下のクリアファイルにある筍が無理でした。
根元の生えかけの髭みたいな根っ子を見ると、ゾワゾワして吐きそうになります。
クリアファイルを買ったのは、「これが駄目なの」とここで言いたかったが故。
[左]「日本の美術ことはじめ」 300円
[右]特別展クリアファイル(筍) 300円
会期はまだまだ長くあるので、
素晴らしい日本工芸の粋を目撃したくば、是非。
オススメです。