
【成田山新勝寺 三重塔】
1712年(正徳2年)建立。
国の重要文化財。

軒裏には垂木(軒を支える棒状の部材)を用いず、
雲文を刻んだ板で軒を支える板軒としています。




四つの面に扉があり、細かい装飾が施されています。
全て違う花が彫られているんです。

[菊]

[梅と竹]

[梅]


[睡蓮]


[松]

扉の両脇の壁に施された彫刻。

[うぐいす]

[九尾の狐(?)]

[十六羅漢の彫刻]


[鶴]

[孔雀]
平成20年に漆塗りの彩色の修復が施されたとかで、
現在、とても色鮮やかな姿を目にすることが出来ます。
華やかなだけではなく、装飾が細かくて、大変見応えのある建物です。
そりゃ、国の重文になりますわな。
今日ほど、カメラが前よりズーム可能なもので良かったと思ったことは無いかも。
でも、写真を撮っている人はそれほど居らず、
意外にスルーされているのには驚きました。
皆さん、成田山常連で、見飽きていらっしゃるのかも。
それはそうと、とても濃い内容の装飾で、意味を考えるのが楽しかったです。
って、答えは謎ですけどね。
いやぁ~。良いものを観たわ~。
行き当たりばったりの参拝でしたが、
良い一日となりました。
有難し。

