実は恥ずかしながら、今日の今日まで『川上澄生』氏を知りませんでした。
行き当たりばったりで向かった鹿沼市で、
これまた行き当たりばったりで向かった美術館。
それが川上澄生美術館でした。
“英語教師として栃木県宇都宮市に赴き、その傍ら版画家として栃木県の芸術史に大きな功績を残した”
その川上澄生氏の作品を展示してあるのが同美術館です。
正直、それほど期待していなかったのですが、
見終わる頃には、好みかも~、と満足感を得ることが出来ました。
棟方志功に版画家転向を動機付けた作品《初夏の風》は、購入した絵葉書の絵です。
ワタクシ的には、1968年の《牛肉屋》がものすごく好みで、
絵葉書が欲しかったのですが、見つけられませんでした。
いいなぁ、あの絵、欲しいなぁ。
ワタクシ以外に誰も居らず、とてもゆっくりと静かに作品を鑑賞することができました。
武蔵野市立吉祥寺美術館でも5月11日まで同氏の企画展を開催しているそうです。
行ってみようかな・・・・・・。