
[ヒスイカズラ(翡翠葛)]
学名:Strongylodon macrobotrys
別名:ジェイド・バイン(Jade vine)
期待してわざわざ筑波まで足を運んだのに
花がひと房もないじゃないのっ!!


発見したのは落ちた枯れ花弁ひとつ。
つまりは花の時期が終わっておった(号泣)

フィリピン諸島のルソン島など、ごく限られたところでしか見られないマメ科のつる性植物。
それがヒスイカズラです。
自生地では環境の悪化により絶滅が危惧され、レッドリストに登録されています。
この花を小石川植物園で数年前に見て以来、
ワタクシにとっての恋焦がれる花になりました。
ちなみに筑波のヒスイカズラは、小石川の苗を母本としているそうです。
初めて筑波実験植物園に来たとき、大量のヒスイカズラの葉を発見し、
絶対に春に花を見に来ようと心に決めておりました。
先日、関西で母がヒスイカズラの花を見たと言っていたもんで、
こりゃ、急がねば花の頃が終わってしまう~
と、至極焦った次第です。
で、今日足を運んだのに、既に花が終わってしまったとは。
無、無念。
ところが、別のものを発見致しました。
豆が見られるなんて、かなりレアなんじゃないかしら。
ある種、ラッキーなのかも。
これで良しとするか。
・・・と思っていたら、別の温室で花を発見致しました!!
種も花も間近で見ることが出来て、
最高に幸せ。
いやぁ~良い一日でした。