【古稀庵(こきあん)】
神奈川県小田原市板橋827番地
※日曜日のみ入園可能
「自然主義的庭園」の形式を京都別邸・無鄰菴に続いて採ったとされている庭園が見られる。
入館料は100円(セルフサービス)。
立ち入り可能な場所はそれほど大きくはありません。
現在は、同社の後身であるあいおいニッセイ同和損害保険の小田原研修所となっています。
水源として荻窪用水の水を板橋に隣接する風祭から取水し、
その水を古稀庵まで送水するという、
総延長約1,300mに及ぶ私設の水道を引いています。
庭園内を蛇行して流れる人工の小川。
滝も数箇所あり、それぞれに名前があるようです。
どういう原理で「滲み]出しているのか興味深い滝。
紅葉も見頃でした。
東京・目白の椿山荘や京都の無鄰菴と共に、近代日本庭園の傑作との評価もある『古稀庵』。
日曜日しか一般公開していない場所ということで、
ちょっくら小田原に行ってまいりました。
新宿から小田急の急行で約2時間。
微妙な距離ですな。
最寄駅から坂道を登って、『古稀庵』に到着しましたが、
オープンとほぼ当時だったもんで、園内は貸切状態でした。
内容は、正直、ちょっとがっかり。
見られる庭園の規模が小さくて、
「山縣有朋公爵の名園」だと念じないと、一般家庭の庭と思ってしまいそうです。
だから100円なのかも。
その後、次から次へと団体様が押し寄せて来て、
園内の道をすれ違うのも大変な有様でした。
やはり庭園は早朝に行くに限る。
[大倉喜八郎別邸跡]
大倉喜八郎は「大倉土木組(のちの大成建設)」の創業者。
財閥として男爵の称号を得ました。
※一般公開はしていないそうです
外から覗うに廃墟じみた邸内へのアプローチ。
こんなに綺麗な紅葉が見られるのに勿体無いなぁ。
[案内板]
本当に別荘地だったんだなぁと思える濃い内容です。
[竹の小径]
この小径を抜けると「」松永記念館に辿り着きます。
小田原を表したマンホールの蓋。
人の顔がちょっとコワイです。
って、これ、褌一丁なんですかね?