クマバチって可愛いですよねぇ(下に写真アリ)。
デザイン的にもカッコいいなぁとワタクシは思います。
特に胸部の黄色いフワフワを見ると、
捕獲して間近で見たくなります。
オスのクマバチは針が無いから刺さないと聞くし(メスは刺す)。
大型の体とそれに見合わない小さな翅から、
かつては「航空力学的に、飛べるはずのない形なのに飛べている」とされ、
「彼らは、飛べると信じているから飛べるのだ」
という説が大真面目に論じられていたほど、
その飛行方法は長年大きな謎とされていたクマバチ。
ここからクマバチは「不可能を可能にする」象徴とされる。
レイノルズ数という「流体の粘性に関する法則」が発見され、
小さい虫にとっての空気は人間や大きな鳥にとっての空気よりも、
ねばねばした粘性のあるものだと判明したため、
現在はクマバチの飛行法が解明されている。
実はワタクシ、子供の頃は昆虫図鑑を見るのが大好きでした。
捕まえた羽虫をセロハンテープで密封し、
目の近くでじっくり見て図鑑を捲るのが楽しくて仕方がありませんでした。
だから、未だに羽虫や蜘蛛はじっくり見ちゃいます。
苦手なのは、毛虫や青虫、幼虫、卵など。
規則正しく揃っているものが超苦手なんです。
これを「集合体恐怖症(trypophobia:トライポフォビア)」と称し、
精神疾患の一つとされているそうです。
その中でも、どうやらワタクシは重度の方っぽい。
魚卵のツブツブが生理的に無理だし、
筍のプツプツを見るだけで吐きそうになるもんな。
んでもって、青虫の足は、ごっつい揃っているんですよ。
丸っこいものがウゾウゾしながら並んでいるんです。
アゲハチョウの幼虫の頭の模様や、足の裏も揃っている。
うぎゃーっ!! きもちわるい!!!
まあ、そんなこんなで、クマバチは綺麗だと思います。
何より黄色い毛皮のベスト付きのボディーがナイスです。
一度、捕まえて、マジでじっくり見てみたいものです。
お花畑に行かなきゃー。
(って、秩父ではない)