日本最大の温室があるとのことで、「咲くやこの花館」に行って参りました。
熱帯から極地圏まで、約2600種の植物を展示しているんだとか。
こりゃ、行っておかんと。
それほど興味の無い母をお供に、鶴見緑地線に乗ってエンヤコラ。
全く興味の無い母とは対照的に、ワタクシは最大級の満足感を得ました。
マジですごかったです。
一般的な植物園だと目玉として大々的に告知しちゃうクラスの植物がうじゃうじゃあります。
ヒスイカズラの赤バージョンみたいな、「ムクナ・ノボギネンシス」もあるらしい。
【咲くやこの花館】大阪市鶴見区緑地公園2-163
10:00~17:00(入館は16:30まで)
毎週月曜日(休日の場合は、その翌日)及び 年末年始(12月28日から1月4日) 休館
[ニンファエア ミクランタ ムラサキシキブ]
Nymphaea micrantha Guill. & Perr. cv. Murasakishikibu
[アメリカアサザ(亜米利加荇菜)]
学名:Nymphoides crenata.
ミツガシワ科 アサザ属
[クリナム・アメリカヌム]
学名:Crinum americanum
ヒガンバナ科ハマオモト属の多年草
[ルドウィギア・セディオイデス]
学名:Ludwigia sedioides
アカバナ科 ルドウィギア属
[ブシュカン(仏手柑)]
学名:Citrus medica var. sarcodactylus
ミカン科ミカン属の常緑低木樹
インド東北部原産
その形を合掌する両手に見立て「仏の手」と称する。
一般的に砂糖漬けなどで食す。
[キバナクチナシ(黄花梔子)]
学名:Gardenia carinata
アカネ科 ガーデニア属の常緑小低木
タイ原産
[アリストロキア・ギガンティア]
ギガンテアとは「巨大な」の意。
小石川植物園で見たもののとはちょっと違うらしい。
[アリストロキア・ギガンティア]
学名:Aristolochia gigantea.
花冠中央の袋は、虫を閉じ込めて受粉させるものです。
[トーチジンジャー(Torch Ginger)]
ショウガ科エトリンゲラ属の多年草植物。
果実は生食で、若い花序は香味野菜として、種子は香辛料に利用される。
[サクララン(桜蘭)]
学名:Hoya carnosa(ホヤ・カルノーサ)
カガイモ科サクララン属の蔓性常緑多年草。
餅菓子みたいで美味しそう・・・
[エピデンドルム・コクレアツム]
学名:Epidendrum cochleatum
唇弁が上に位置し、花弁、萼片が下方へ垂れ下がるんだそうな。
[メメキロン・フロリバンダム]
ノボタン科メメキロン属の常緑樹
[ニンニクカズラ(大蒜葛)]
学名:Pseudocalymma alliaccum.
ノウゼンカズラ科プセウドカリンマ属の非耐寒性常緑蔓性小低木
[キヤニモモ(黄脂桃)]
学名:Garcinia xanthochymus.
果実を傷つけると黄色い粘液が出ることから黄脂桃と称される。
とても酸っぱいらしい。
[スポンディアス・キテレア]
学名: Spondias cytherea
ウルシ科
[ピンポンノキ(Pingpong tree)]
学名:Sterculia nobilis Smith.
アオギリ科ピンポンノキ属の高木。
タネは真黒らしい。
[パヴォニア・グレドヒリイ]
学名:Pavonia gleghillii
アオイ科パヴォニア属の非耐寒性の常緑低木
[パッシフローラ・レディー・マーガレット]
学名:Passifloraceae Passiflora
トケイソウ科トケイソウ属 非耐寒性常緑低木
[ラフレシア(Rafflesia)]
ラフレシア科 ラフレシア属の全寄生植物。
花と蕾を樹脂で固めたものがミニミュージアムに展示してあります。
[サイカク(犀角)]
学名:Stapelia hirsuta L. (スタペリア・ ヒルスタ)
ガガイモ科スタペリア属
南アフリカ原産
なんだか植物の悪役って感じの容貌ですね。
[サイカク(犀角)]
花にはすごい悪臭があり、銀蝿が群がっていました。
蝿はこの花に産卵するらしい。
見た目はヒトデみたいですな。
それにしても臭い・・・
[天司丸]
学名:Coryphantha bumamma
やはりサボテンの花は光沢があって綺麗ですねぇ。
[日本の山野草コーナー]
真面目な展示物かと思いきや・・・
雷鳥のぬいぐるみが置いてありました。
雷鳥、ナイス同化!!
[クロユリ(黒百合)]
学名:Fritillaria camtschatcensis
ユリ科バイモ属の高山植物
[エーデルワイス(Edelweiss)]
学名:Leontopodium alpinum Cass.
キク科の多年草
花言葉は「尊い思い出」「大切な思い出」「勇気」「忍耐」
[ヒマラヤの青いケシ]
学名:Meconopsis grandis Prain(メコノプシス・グランディス)
一年を通していつでも花を見ることができるのが“咲くやこの花館”らしい。
[ザンセツソウ(残雪草)]
学名:Raoulia australis.
キク科ザンセツソウ属の多年草
苔のようにカーペット状に広がるのが特徴。
[グレビレア属]
花はしゃがまないと見えない場所にありました。
[トックリキワタ]
学名:Ceiba speciosa
スペイン語で"Palo borracho"(酔っぱらいの樹)と呼ばれる。
樹の幹が膨らんで、酔っぱらいの腹のように見えることに由来しているらしい。
「パンヤ」とはこの綿のことでぬいぐるみやクッションの詰め物に使う。
花博記念公園鶴見緑地内のマンホールの蓋は
花博のキャラクター「花ずきんちゃん」柄です。
また是非来たいけれど、
今度来るときは誰かに迷惑をかけないように独りで来ようと思いました。
ワタクシとしては、植物園(特に最近は温室)散策は宝探しみたいでワクワクするし、
とても楽しいんだけれどなぁ。
咲くやこの花館のトーチジンジャーがあるあたりは他の花もあるので・・・・