
[ゼンマイ(薇)]
学名:Osmunda japonica thunb.
ゼンマイ科の多年生シダ植物。
葉は「胞子葉」と「栄養葉」の2種類ある。


[胞子葉]
葉身が縮んで葉肉が退化している。
胞子嚢(のう)を密生し、胞子を放出したあとに枯落する。


[栄養葉]
三角状広卵形で2回羽状に分裂する。


風が吹いたら、めっちゃ胞子か飛びそう~
ちなみにゼンマイとワラビは似ているけれど別物で、
見分け方は、若芽の巻きが一つだけがゼンマイで、
三つ巻いているのがワラビ。
ちなみにワタクシは、それほど熱心に双方を食べるタイプではありません。
出されたら食べるけれど、特に好きってことも無い。
子供の頃には山菜は嫌いの部類に入っておったが、いつの間に食べられるようになった。
そんな山菜の一つであるゼンマイを、小石川植物園でじっくり見ることが出来たので、
ものすごくじっくり見て参りました。
巻いている葉っぱを解したい欲求と、めっちゃ闘ったわ。
「金のなる木」の葉をメリメリと開けたくなる欲求に似ている気がする。
それにしてもゼンマイ。
「大好物だ!!」
とあらゆる食材を差し置いて宣言する人に、未だ出会ったことの無いワタクシ。
ゼンマイには、カロテン、ナイアシン、葉酸、カリウム、食物繊維などがあり、
なかなか有効な栄養素が入っているので、
もしかしたら、健康に気を使っている人が好むものなのかもしれん。