[カタクリ(片栗)]
学名:Erythronium japonicum Decne
ユリ科カタクリ属に属する多年草。
日差しがない日は終日花が閉じたまま。
暗紫色の模様がある種。
昔は鱗茎から抽出したデンプンを片栗粉として調理に用いていた。
[ミツマタ(三つ又)]
学名:Edgeworthia chrysantha
ジンチョウゲ科ミツマタ属の落葉低木。
皮は和紙の原料として用いられる。
[シデコブシ(四手辛夷)]
学名:Magnolia stellata
モクレン科の植物の一種
[シデコブシ(四手辛夷)]
[イカリソウ(錨草)]
学名:Epimedium grandiflorum Morr. ssp. grandiflorum
メギ科イカリソウ属の落葉多年草。
薬草なんだそうです。
[キバナイチゲ(黄花一華)]
学名:Anemone ranunculoides(アネモネ・ラヌンクロイデス)
[ケマンソウ(華鬘草)]
学名:Dicentra spectabilis
ケシ科の多年草。
[イワウチワ(岩団扇)]
学名:Shortia uniflora
イワウメ科イワウチワ属の多年草。
[キジムシロ(雉筵)]
学名:Potentilla fragarioides var. major
バラ科キジムシロ属の多年草。
[オオバキスミレ(大葉黄菫)]
学名:Viola brevistipulata (Franch. & Sav.) W.Becker
スミレ科スミレ属の多年草の一種。
[ショウジョウバカマ(猩々袴)]
学名: Heloniopsis orientalis
ユリ科ショウジョウバカマ属の多年草。
[ナンブイヌナズナ(南部犬薺)]
学名:Draba japonica
アブラナ科イヌナズナ属の多年草。
[チシマザクラ(千島桜)]
学名:Prunus nipponica var. kurilensis
バラ科サクラ属の耐寒性に優れた花木。
日本で一番最後に咲く桜なんだそうです。
[チシマザクラ(千島桜)]
[ムスカリ(Muscari)]学名:Muscari spp.
別名:グレープヒアシンス
ユリ目ユリ科ムスカリ属の球根植物。
[ニリンソウ(二輪草)]
学名:Anemone flaccida
キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草。
根茎は「地烏(ジウ)」と呼ばれ漢方薬として用いられる。
[ミズゴケと、どこかにあるらしいモウセンゴケ(毛氈苔)]
ミズゴケの中にいるペニシリウムなどの微生物が治療を促進するので
青銅器時代から治療薬として用いられてきた。
洋蘭などの栽培にも欠かすことが出来ない。
モウセンゴケの学名はDrosera rotundifolia
被子植物門のモウセンゴケ科に属する食虫植物の一種。
[スギナ(杉菜)]
学名:Equisetum arvense
シダ植物門トクサ綱トクサ目トクサ科トクサ属の植物の1種。
胞子茎(または胞子穂、胞子体)は「つくし(土筆)」と呼ばれる。
袴を取って茹でて灰汁を抜き、出汁で軟らかく煮たりして食用とする。
アルカロイド、無機ケイ素などを含むので多量摂取は控えること。
畑の雑草で、放置すると大量に繁殖する。
[エゾノリュウキンカ(蝦夷立金花)]
学名:Caltha palustris var. barthei
キンポウゲ科の多年草。
食用で、おひたしなどで食べられる。
これ、何の種子なんだろう?
いつか書店で見た種子図鑑を買っておけば良かった。
種子二種。
なんだかとてもアートな構図ですな。
様々な植物が雑多に生えている植物園が好き。
中でも、小石川植物園が一番好きです。
そしてそれに類する植物園は、やはり好きにならずには居られないかもしれん。
ここ箱根湿生花園もなかなか楽しい植物園でした。
夏にも秋にも行ってみたいなぁ。
植物園の楽しさは、名のある人気植物の間にひっそりと息づく小さな植物を探すこと。
骨董店で自分好みの逸品を探すのに似ています。
知らない花に出会えるのも楽し。
次は京都の京都府立植物園か、奈良の萬葉植物園に行ってみたいです。