
[国指定重要文化財 村上家]
富山県南砺市上梨725
開館時間 午前8:30~午後5:00
(12月~3月は午前9:00~午後4:00)

先ずは囲炉裏端に座って当主のお話を伺います。
ここでお茶を出して頂くのですが、蕎麦茶ではないかとビビって飲めませんでした。

一階から二階に上がる階段。
これが急だし、足元がぐら付くしで、超怖かった。
鞄は襷がけに限るって感じで、両手は開いている方が良いと思われます。

二階は展示室になっています。
真ん中に板が置いて有りますが、隙間から見える一階に足が竦む。
重い体重で隙間のある床板を踏み外したらどうしよう・・・という恐怖。

展示品は生活用品など色々。

[煙硝厩(えんしょうまや)]
火薬成分を取り出す基礎となる土を作る場所。
密かにここで加賀藩用の煙硝(えんしょう)を造っていたそうです。
野草を敷いてその上に糞尿を入れ、また野草を敷いて…を繰り返して土と混ぜるそうです。
これを煙硝土(えんしょうど)というそうです。

[煙硝土を入れて煮詰めて軍事用硝酸塩を造る釜]

雪が溶けて氷柱が出来ていました。
今日は暖かいんだねぇ。

石組みが独特です。
並べて積んで表面を平らに削っているのかなぁ。

庄川にかかる太平橋の先にある流刑小屋。
五箇山は昔、最も罪の重い罪人の流刑地だったんだそうです。
暖房が無いので病気になり易く死亡率も高かったらしい。

マンホールの蓋の上に雪を除ける屋根が付いていました。

電話ボックスまで茅葺屋根。
でも怖くてちょっと入りにくい。

側溝の蓋の模様も合掌造り。
今日は電話で予約し、富山駅から五箇山に行くバスに乗って参りました。
10:30発で五箇山をまわり、16:30に富山駅に戻って来て4,000円(税込み)。
往復の交通料金だと考えたら、安いよね。
昼食は付いていないので現地調達ですが、
でも、まあ、バスだから楽ちん。
2人から運行するようで、
今日は5人で30人ぐらい乗れるバスの座席をノビノビ使えました。
五箇山って色々なところに点在しているんですね。
それが理解できただけでも、今日は収穫でした。
って、五箇山の飲食店メニューは蕎麦だらけなので、
蕎麦アレルギー持ちには危険エリアかも。