
お造り御膳 3,500円
富山の旬の味覚が気軽に楽しめるとってもお得なランチメニュ。

甘えび、鯛など
(小さな魚卵をまぶした昆布〆があったからか、写真がボケた)

鰤
これが絶品でした!!
この鰤を丼で食べたいわ。

デザート
抹茶風味のくず餅(?)がアリ!!だと思いました。
ANAクラウンプラザ5階にある『日本料理 雲海』。
ここでランチを摂ることにしました。
ホテルに入っている料理屋だから、ハズレは無いだろうと思って。
実際、正解でした。
本物の鰤を食せたしな!!
冬の富山と云えば、鰤。
江戸時代の本草学者である貝原益軒が
「脂多き魚なり、脂の上を略する」
と語っており、「アブラ」が「ブラ」へ、さらに転訛し「ブリ」となったという説があるんだそうです。
出世魚ですが北陸では、
コゾクラ、コズクラ、ツバイソ(35cm以下)→フクラギ(35-60cm)→ガンド、ガンドブリ(60-80cm)→ブリ(80cm以上)
と名前が変わるんてすって。
ちなみに関西では、
モジャコ(稚魚)→ワカナ→ツバス、ヤズ(40cm以下)→ハマチ(40-60cm)→メジロ(60-80cm)→ブリ(80cm以上)。
今回、ここで本物の鰤を食べたことで、
富山で食べられる鰤には数種類あるってことを知った次第です。
昨日食べたのは関東で言うところのワラサだったわけですな。
つまりは出世前の鰤だったっつーことです。
役職で言うと、部長が鰤だったら、ワラサ(カンドブリ)は課長クラスか?
ゆえに、ここで声を大にして言いたい!!
富山で冬に鰤を食べて「いまいち~」と思ったら、それは鰤ではない!!
いや、鰤なのだが、出世前の若造なのだ!!
手っ取り早く本物の鰤を食べたくなった方には、ココ『雲海』のランチをオススメしたい。
っつーか、来年は氷見で鰤を食べるぜぃ!!
と、心に誓ったワタクシなのでした。
朝食に釣りたての刺身って、えらい贅沢をしてたんだなぁ…あの頃はその価値が分からなかった。もったいない。