image
山形銀行本店ビル
山形市七日町三丁目1-2

新しい山形銀行の養生が取れ、外観が見えていました。

2022年5月から改定工事が始まり、

「⼭形銀⾏本店建替計画(七⽇町第8ブロック南地区暮らし・にぎわい再⽣事業)」

として再開発スタート。

2026年7月21日(火)にグランドオープン予定だそうです。

image
延床面積:14,707.89 ㎡(駐車場含む)
構造・階数:鉄骨造 地上7階(地下階なし)
事業コンサルタント:株式会社アール・アイ・エー
基本設計:RIA・本間設計共同企業体
実施設計・監理:本間設計・RIA 共同企業体
施工:大林組・千歳建設・山形建設・渋谷建設・市村工務店共同企業体

image
ルーバーは、地元産木材を使用。

image
防腐処理はしているんだろうけれど、
ガラス部分から突き出た木材部分がちょっと気になる。
この半屋外のイベント空間は
「にぎわい広場(やまぎんSQUARE)」と名付けられているそうです。

image
警察署や消防署と同等の強度である「耐震安全性Ⅰ類」を満たす設計で、
震度7の地震が起きても中破程度に抑えられるとか。

商業施設はローソンが入るんですって。

現在、国や地方自治体は国産材の利用を強く後押ししていますが、

国産材や木を多用するとデザインが隈研吾氏風になるのはなぜなのか。

コンクリート構造物に木材をぺたぺたと貼り付けている印象を受ける。

いっそ木材を壁面にベタっと使った方が良いのではないかとも思うが、

印象が重くなるから控えているのかな。

組子のように木材を使ったデザインは幾らでもありそうに思えるのだけれども。

この疑問の答えは、「防火法」にあるらしい。

木材を工場であらかじめ防炎・不燃処理を施しやすい形状にする必要があり、

均一なサイズにカットされた直線的なルーバー(格子)の形を選ぶのが

最も現実的で安全な選択肢になるのだとか。

また、木材を複雑に組んだり独創的な彫刻を施したりする意匠は、

職人の手仕事になるため膨大なコストと時間を要し、

限られた予算と工期の中では実現するのは難しい。

水はけが良く、傷んだパーツを1本単位で簡単に交換するには、

シンプルな縦格子や規則的な並びに落ち着かざるを得ないようです。

最後に、現代日本は建築家が実力を発揮できない構造になっているのではないかと

AIに訊いてみました。


コンプライアンスと「誰も責任を取らない」決定プロセス

公共建築などで顕著ですが、現代のデザイン決定は、選考委員会や市民への説明会など、「みんなの合意」を何重にも経て決まります。尖った独創的なデザインは、誰か一人が強く反対すれば不採用になるため、結果として「誰も反対しない、どこかで見たことがあるような無難なデザイン」に落ち着いてしまいます。
天才的な一人の建築家のビジョンが、プロセスの途中で骨抜きにされてしまうのです。


「日本のクリエイティビティの地盤沈下」を感じる昨今。

100年後に文化財になり得る建築物は急速に減っているのかも。







にほんブログ村 地域生活(街) 東京ブログへ