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日本の三大古代布の一つとされる「羽越しな布(うえつしなふ)」。

シナノキ(科の木)などの樹皮から繊維を取り出して糸にして織り上げます。

日本の織物の中でも特に古く、希少で、「布の原点」とも言われる存在。

起源は不明ですが、縄文・弥生時代から存在していたと考えられているとか。

現在も山形県鶴岡市関川地区と新潟県村上市山北(雷・山熊田)地域の、

羽越地方と呼ばれる地域で受け継がれています。

原料の採取から糸づくり、織りまでの全工程が手作業で行われ、

完成までに1年近くを要する非常に手間のかかる織物です。

この「しな布」を実際に見たくて、今回、村上にやって来ました。

駅前の観光案内所で尋ねたところ、以前は観光案内所でも取り扱っていたけれど

作り手さんが居なくなったので取り扱わなくなったとのこと。

現在も取り扱いがありそうなところを教えて貰いました。

事前リサーチのお店と合致したため、今回『志ばたや』さんを訪問しました。

中に入って「しな布」を見たいとお願いしたところ、様々な商品を見せて下さいました。

結構持って居られるようです。

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説明はこちら。
右のバッグは織りではなく編んでいるもので、
編む人が居なくなったので貴重な品だそうです。

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しな布のランチョンマットでめちゃくちゃ迷う。
※後で買えば良かったと心の底から思いました。
一枚8,000円近い価格だった気がする。

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しな布を使ったブローチもありました。
初心者は使いやすいアイテムかもしれません。

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反物を見せて貰いました。
これは幅が狭い反物です。

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自然素材なのでグラデーションになっているところも良い感じ。
羽越地方で撚った糸を、小千谷の織元が織っているらしい。

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中央は、からむし布のポーチ。
こちらも古代布のひとつです。
制作者は男性らしい。

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初心を貫き、しな布のポーチとブローチを購入しました。
使っているうちに色が変わって行くらしい。

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お会計しているうちに店主さんに色々お話を伺っていたのですが、
こちらの巾着に一目惚れ。
呉服屋さんなのでリメイクとかではなく、余った部分で作ったらしい。

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反物で見たら綺麗だろうなぁ。
緞子だと伺った気もする。

掘り出し物が沢山ありそうなお店でした。

いろいろ話を伺い過ぎて、ハッと気づいたら帰りの電車の時刻が近い。

慌てて退店しました。

店主さんが山葡萄の籠のコレクターのようで、良いものが沢山ありました。

東京で買うよりお安い気がします。そもそも高価だけど。

次回は多めの予算で訪問し、山葡萄の籠をゲットしたいと思っています。

しな布で暖簾を作ってもらいたいんだけれど、かなりお高くなるだろうなぁ。




羽越しな布が買える(かもしれない)オンラインショップ



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【志ばたや】

新潟県村上市寺町2-5
営業時間 9:00~17:30
定休日:水曜
※Suicaが使えます
https://sibataya.crayonsite.net/


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