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新潟の街並みと言えば、雁木(がんぎ)。

初めて見たのは栃尾でした。



栃尾の雁木は立派な造りで、丈夫でなければもたないほどの豪雪地帯なんだと勝手に納得しております。

コロナ禍で栃尾が鎖国状態になり、あれから街がどうなったのか気になっているのですが、今年は熊の出没情報が凄いので断念。

事例を見ていたら、「玄関を開けたら熊が居た」ってのがあり、街なかに出るならワタクシには対応できないと心の底から思いました。

AIによる雁木(がんぎ)の解説

雁木は、世界有数の豪雪地帯である日本海側の都市において、冬期間でも安全に歩行できるようにするための雪よけとして考案されました。

上越地域(高田)が発祥の地とも言われており、城下町の形成や商業の発展に伴い、往来の多い街道筋や商家の軒先に連続して作られるようになりました。
母屋から1階部分と同じ高さの屋根を張り出し、柱で支える形式(落とし式雁木造り)が多く見られます。
雪除けだけでなく、雨天時の日よけや、近隣住民の交流の場(「よったかり」と呼ばれる井戸端会議の場所)としても機能し、雪国のコミュニティ形成に重要な役割を果たしてきました。

雁木が現存するのは、新潟県上越市(高田地区)、新潟県長岡市(旧長岡市・栃尾地区)が代表的で、新潟県のその他の地域としては、村上市、新発田市、加茂市、見附市、十日町市など、多くの地域で部分的に残っています。


建物の一部とみなされるため、主屋(母屋)の固定資産税評価額に算入され、課税の対象となります。また
雁木は私有財産であるため、老朽化した場合の維持管理や改修は基本的に所有者が行います。
雁木が取り壊されるケースが多い現状を受け、その歴史的・文化的な価値を見直し保存・整備を促すため、長岡市や上越市などの自治体では「雁木整備事業補助金」といった制度を設けています。

雁木は、その下の通路が公衆に利用されている場合が多いものの、法的には個人の私有財産(土地工作物)であるため、所有者の意思で撤去することが可能ですが、過去に自治体からの補助金を受けて改修・設置した経緯がある場合、一定期間内の撤去は補助金の返還を求められる可能性があります。


その地域の標準的な積雪量や、時には豪雪にも耐えうる頑丈な構造で作られていますが、もし雁木が崩落して通行人に怪我をさせた場合、まずは所有者が損害賠償責任を負うことになります。


いろいろと面倒くさそうだなと思って地元の方に伺ったところ、「お互い様なので気にしたことがない」とのことで、城下町のプライドというかコミュニティの強さというか、総じて感心致しました。

「下世話ですけど」と税金について伺ったワタクシの思考の矮小さよ。

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栃尾では鉄筋の柱もあったけれど、高田地区は木造の雁木が多いです。

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ほとんどの町屋では窓が二重になっています。

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道が拡幅されたのか、建物が減ったからか
この辺りは雁木が続く景観にはなっていません。

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文化財に指定されている訳ではなさそうですが、
レアな三階建てが目を惹く小川紙店。

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道の中央には融雪器具が埋まっています。
側溝の蓋だらけなのは、ここに雪を捨てるからなんでしょうね。

やっぱりこの景観に雪が降り積もっているところを見たいので、この冬に再訪したいと強く思っているところです。

雪が積もる中、雁木の下をどこまでも歩いてみたい。




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