
露地栽培の山形のさくらんぼ収穫はスタートしたばかり。
全国に知られている佐藤錦のほか、紅さやかが並び始めています。
紅さやかは小ぶりで味が薄めだからか、人気の佐藤錦とは価格差がかなりあります。
作柄調査委員会によると、2025年産のさくらんぼは平年よりも20〜28%少ない見込みで
主力の佐藤錦は結実が悪く、平年の1割にも満たない園地もあるとか。
オンラインショップでの予約状況を見ても、その気配を感じます。
東京でも山形のさくらんぼは買えますが、その多くは佐藤錦。
最近は紅秀峰も並ぶようになりましたが、
それ以外の品種はあまり出回っていないように感じます。
今回はワタクシの好きな品種が収穫される前に、
下調べをするべく山形までやって参りました。

山形駅構内の物販コーナー。
結論から申せば、ここの商品は産地は色々ですが
厳選されているため間違いないように感じます。
品質が東京のデパートに並ぶレベルなので高くても買った方が良いかも。
東京だとこれより高い価格で取引されている気がします。

狙うなら2Lサイズ。最低でもLサイズが良いかも。
粒がどれも綺麗です。

佐藤錦 2Lサイズを購入。

めちゃくちゃ綺麗。味もかなり良いです。
ここは東根市や天童市、寒河江市の果樹園のものを取り扱っているそうです。
言うなればセレクトショップのようなものかもしれません。
果樹園まで出向く時間のない方にオススメです。

駅一回の「旬彩なないち」は、七日町にあるお店の系列店です。
当たりハズレが大きいけれど、便利だし狙い目ではある。

この日店頭に並んでいたさくらんぼは先のお店よりも豊富でした。
ポップにある味の説明が正直申告。

佐藤錦は見るからに高品質。
価格がお高いので悩みどころではある。

絶対に買うべき品種はこちらの「やまがた紅王」。
佐藤錦や紅秀峰よりも大きくて美味しいと思う。
東京のワタクシの生活エリアでは見たことがない品種です。

正光錦も美味しくて好き。
やまがた紅王よりも安価なので2パック購入しました。

「やまがた紅王」の説明が駅のホテルに貼ってありました。

蛇足ですが買わずにはいられなかったのがこちらの商品。

缶詰以上の量が入ってこの価格はお得だと思う。
今回はさくらんぼを求めて地元のスーパーマーケットも見ましたが、
駅が一番充実した品ぞろえでした。
晩成種にも美味しいものがあるけれど、収穫量がどれくらいになるかがわからない。
ゆえに大人食いできるうちにやっておこうと考えての購入量です。
山形にはさくらんぼシーズン中にもう一度行こうと考えておりますが、
今よりも購入の競争率は増すだろうなぁ。
2024年「やまがたのさくらんぼ。」

