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先日、降雨のなか自転車で走行中、前方に落雷がありました。

雷鳴と同時に稲光がするのを間近に見たのは記憶にある限り初めてです。

心臓がドキドキ、皮膚と耳がビリビリ(またはブワブワ)しました。

帽子の上にレインウェアのフードを被ってずぶ濡れになっていなければ耳に障害が出たかも?

という点が気になったのでChatGPTに訊いたところ

「帽子やヘルメットは耳への“雷鳴の衝撃(音)”を緩和する効果はごくわずかで、ほとんど防げません」

とのことでした。

気のせいだったらしい。

ChatGPTによる補足:雷鳴による人体への影響(近距離)

 距離  影響の可能性
1km以上 音に驚く程度(危険は低め)
500m以内 かなり大きな音。びっくりするがケガは稀
100〜200m以内 耳鳴り、鼓膜損傷、身体に響く衝撃が起こることも
50m以内 重大な聴覚障害や転倒、パニックによる事故の恐れあり


補足説明から推察するに、ワタクシと落雷との距離は200m以上500m以内だったっぽい。

とはいえ、落雷地点に向かって進んでいたため、走行のタイミングによっては100mや50m以内になっていたかもしれず、とても幸運だったのだと感じました。

雷を回避できる場所が全くなかったため、建物がある場所まで爆走。

宿らしきものがあったので、軒下で雨宿りされて貰いました。

飲食店が併設されていましたが、ずぶ濡れだったので建物内に入るのは遠慮しました。

(後から調べたところ、軒下では危険を回避できないそうです)

どうやら施設のすぐ前あたりに落雷したようで、周囲は何かが焦げたような臭いが漂っていました。

道路上にトラックが停車していたので、もしかするとトラックに落ちたのかも。

ちなみに車は金属ボディに囲まれているので、ファラデーケージ効果で乗員は守られるそうです。

実際、運転手さんが車外に出ていたので、無事だったんだろうと思われます。

その後、雨は止まないし、第二弾は来ないしで、一気に駅に向かうことにしました。

数百メートル先にはトンネルがあるため、そちらの方が安全だろうという判断もありました。

とにかく、落雷に関していえば人生で二度目の衝撃でした。

予てより雷鳴を耳にすると動悸がしていたのですが、今回のことで腹が据わった感があり、今後はドキドキせずに済みそうな予感がしています。

覚悟ができたというか。

念のため、自分が助ける側になったことも想定しておくべく、ChatGPTに訊いた手順を備忘録として貼っておきます。


人が少ない場所で落雷に遭った人を発見したときの救助方法

1. 自分の安全確認 → 2. 被害者の意識確認 → 3. 必要に応じて心肺蘇生(AED含む) → 4. 通報・支援要請


1. まず、自分の安全を確保する
    雷が落ちたということは、まだ危険が継続している可能性が高いです。
    近くで雷が鳴っている・再び落ちる恐れがあるなら、まずは周囲に落雷がないか確認。
    金属製のもの(自転車・バイク・フェンスなど)には触らない。
    自分が倒れてしまっては救助になりません。
2. 被害者に近づく前に「地面電流のリスク」を考慮する
    雷に打たれた直後の人は 「触っても感電しません」(雷の電流は一瞬で体を通り抜けるため)。しかし、周囲の地面が濡れていたり導電性が高いと、「地面電流」が残っている場合があります。ゴム靴であれば比較的安全ですが、濡れた地面や金属周辺を避けて慎重に近づいてください。
3. 意識と呼吸の確認
    被害者のそばで、以下を確認します:
    声をかけても反応があるか(「大丈夫ですか?聞こえますか?」)
    呼吸しているか(胸やお腹の動きを観察)
    心臓が動いているか(脈を確認できる場合)

4. 呼吸・脈がないなら、即座に心肺蘇生(CPR)開始
    胸骨圧迫(心臓マッサージ)胸の中央に両手を重ねて、1分間に100〜120回のテンポで強く・速く圧迫。深さ:約5cm以上(成人)
    ※人工呼吸はできれば実施(ただし現在は胸骨圧迫だけでもOK)

5. AED(自動体外式除細動器)があれば、すぐに使用
    落雷による心停止は「心室細動」になっていることがあり、AEDが非常に有効です。AEDが近くにある場合は、誰かに持ってきてもらい、音声指示に従って使用します。

6. 119番通報(日本の場合)または救助要請
    できるだけ早く救急隊に通報し、落雷による事故であることを伝えましょう。
    位置が不明な場所であれば、スマホの位置情報(Googleマップ等)を利用します。

7. 救助隊到着まで心肺蘇生を継続
    意識・呼吸が戻らない場合でも、救急車が来るまで続けることが大切です。


後日、同僚複数名に訊いたところ「バイクや自転車にはゴムタイヤだから落雷しにくい」と語っていましたが、これは誤情報だそうです。

空気(ほぼ絶縁体)を貫通して落ちてくる雷が、わずか数センチのゴムの層で止まるはずがなく、自転車のゴムタイヤは雷を防ぐ効果は「ほぼない」のだとか。

車や飛行機が安全なのは、金属ボディが雷を受け止め、表面を伝って地面に逃がすファラデーケージ効果によるもので、ゴムが使われているからではないとのこと。

とにかく雷鳴が聞こえたら建物内に逃げろということでした。

建物だらけの都心ならいざ知らず、郊外で雷に遭遇したら「雷しゃがみ」をするしかないようです。


「雷(カミナリ)」対策 落雷の注意点は? (NHK)



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