
自動運転バスが気になる。内部を見てみたい。乗ってみたい。
という動機により茨城県猿島郡境町に行って来ました。
同町の道の駅までの往路は、大江戸線、東武伊勢崎線、茨城急行バスを利用。
乗ってみたいだけなので、自動運転バスは道の駅から一駅だけ利用しました。

予想していたよりも本数は多め。
境町中心部の往復約5キロを、時速20キロほどで走行しています。

こちらが自動運転バスになります。
コミュニティーバスのサイズ感。

これを次のバス停までに読んでいられないため、
オペレーターさんに色々質問しました。
こちらの車はフランスNavya社製の「NAVYA ARMA」。
自動運転レベルは、レベル2。
※レベル2はハンズオフが可能ですがオペレーターの介入が必要な場合があります

車輪が付いたゴンドラという印象かな。

車椅子用のスロープは優先席の足元にあります。

車内に運転席がないため、どちらにでも進めそうですが、
日本の場合は乗降の都合上入口向かって左手側に進みます。
左ハンドルの海外ではその逆。
(どうでもいいけど消火器って寝かせても大丈夫なんですね。知らんかった)

柱にコントロールパネルが付いています。

走行確認用のモニターみたいなものっぽい。

オペレーターが手に持っているのはゲーム機のようなコントローラー。
基本使わないけれど、路上駐車を除けるなどのイレギュラー対応で使うそうです。

くの字に曲がったドアのレバーが外に押されてドアが開く感じ。
説明が分かり難いかな。

夏場はクーラーを使うため、冬よりも電力消費量が嵩むそうです。
充電スポットもあるけれど、充電スピードは速くはないらしい。

マークがついている道路を自動運転バスは進みます。

バス停で下車後、去って行くバスを見送る。
こちらのバスのレベルは2ですが、
レベル3の自動運転バスが福井県で走っているそうです。
運転手がいなくても走行できる(特定自動運転)のは、レベル4。
茨城県日立市ではレベル4の自動運転バスが、
BRT専用道区間を走行しているのだとか。
近々見に行ってみようと思ってます。(乗りたい)
車がコントローラーで走る時代。
ようやく、今は21世紀なんだと実感することができました。
いずれはソーラーパネル(できればペロブスカイト太陽電池)が
車やバス、電車などに基本搭載される時代が来るのかもね。
いやぁ~、面白かった。
茨城県猿島郡境町の自動運転バスについて

乗車料金
無料
乗車人数
10名(オペレーター除く乗客定員)
運行時間
午前7時30分〜午後4時まで 土日祝日も運行(令和7年2月22日より)
便数
33便(令和7年2月22日より)
停留所数
22か所

