
著名建築家隈研吾設計の施設を、2018年開館の6次産業化施設「さかいサンド」を皮切りに、「さかい河岸レストラン茶蔵」、特産品開発に取り組む「S-Lab」、美術館「S-Gallery」、「モンテネグロ会館」、2021年開業の干し芋カフェ「S-ブランド」(建設前の仮称は「まちかどカフェ」)と全国市町村で最多の6ヵ所を立て続けに整備している。隈研吾作品を目当てに町外から訪れる見学者を含めて、中心街や町経済の活性化につなげる狙いがある。(出典:Wikipedia)
隈研吾建築が目当てでは無かったのですが、どうせ境町に行くなら飲食店を利用したいと考え『HOSHIIMONO100Café(ほしいもの百貨 境町本店)』も旅の目的にしました。
自動運転バスのバス停がすぐそばにあるため、ワタクシのような旅人向けの施設のようです。

干し芋専門カフェで一軒建物が建つなんてすごすぎる。
木材の使い方が隈研吾的ですね。
木材は外壁と同じ色に塗られているところが他とは違うか?

干し芋専門のカフェなので甘いものしかありません。

いちごババロアという気になるスイーツがある。

「店内でしか食べられないものが食べたい」と相談したら丁寧に回答をくれました。

土日祝限定販売のスイーツがあるそうで。

注文してから二階席に向かいます。

グッズがあり過ぎて見ている暇がない。

とりあえず建物チェック。
階段の下に同色の布を敷いているのは埃や泥が階下に舞わなくていいですね。

階段から下を見ると、ドアマットが外壁にもあったお店のマークでした。

二階は意外と席がある。

天井にわざと節目のある木材を使っているところがアクセント、かな。

ガチャが置いてありました。
高いのか妥当なのかわからない価格です。

その上に「ほしいもが出来るまで」というポップがありました。
これだけ工程があれば人件費もさぞかし。

返却台の取っ手がサツマイモになってる。

壁側のカウンターにある本棚も芋だらけでした。

柵として使われている網は干し芋を干すときに実際使われている網なんだそうです。

別角度から階段と吹き抜けを見てみる。

「さしま茶」の生産地なのでお茶ドリンクを選択しようと思ったら
「うちは珈琲に拘っていて人気です」と教えられました。
そうなんか。

ということで、HOSHIIMONO丸干しパイとラテのセットを注文しました。
これで1,100円(税込)。

こんな説明が付くなんて、珈琲に拘ってるだけのことはある。

なんかオマケが付いてる。

干し芋とサツマイモのチップスでした。美味しい。


丸ごと干したサツマイモがゴロンと入ったパイでした。
丸ごとの干し芋って買ったらお高いのよねぇ~。
味に自信がありますという空気感がありましたが、確かに美味しい珈琲と干し芋スイーツでした。
店内の壁に北千住店という文字があったので、そちらも覗きに行ってみようと思う。
ちなみに住宅街にある店舗だからか隈研吾建築色は他作品より控えめでした。
一年に一度、隈研吾さんがお店を訪れるそうです。
丸干しパイを二つ、ぺろりと食べて帰って行くらしい。
建物チェックもしていれるだろうから、修繕が早くできるんじゃないかな。
それはともかく、スタッフさんとのやり取りが楽しく印象的で、
干し芋を見るたびに思い出す店舗になりそうです。

入口付近の植木鉢も芋だらけ。徹底してます。

【HOSHIIMONO100Café(ほしいもの百貨 境町本店)】
茨城県猿島郡境町1459−1
営業時間 10:00〜18:00(L.O.17:00)
定休日:火曜、水曜
※Suicaやau PAYなどの各種電子マネーやQRコード決済が使えます

https://www.hoshiimono100ka.com/

