東京から近くにある綺麗な海で石拾いがしたい!
という欲求のもと、横須賀市までやって来ました。
逗子駅からバスで25分ほど下り、着いたのは立石。
柔らかな日差しと、爽やかな風と、穏やかな波の音が大変心地良いです。
海の青が濃い気がする。
分かり難いのですが、この沿道左手から海岸に下ります。
(建物側の法面に沿って階段があります)
写真の正面が立石。
高さ12m、周囲約30mの岩の呼び名です。
曇っているので分かり難いのですが実は富士山が見えます。
微かに山頂が見えております。
「梵天の鼻」と呼ばれる海ら突き出た場所からの眺めも絶景です。
擬木の欄干に置かれた貝殻。
誰かのお眼鏡に叶った貝殻ってことで興味深い。
海側の岩の上では磯遊びをしている子供たちや釣り人が居ます。
左手に富士山が見える(この写真では見えない)ということは
薄っすらと見える山の方角は小田原なんでしょうね。
AIによると、立石海岸の土質は安山岩質凝灰岩や苦鉄質凝灰岩、立石凝灰岩などだそうです。
海の水が綺麗。
海岸には割と細かく削られた石や貝が広がっています。
サザエの蓋が一番目立っていた気がする。
中央の骨のようなものをひっくり返すと…
こちらもサザエの蓋だったんじゃないかと思われます。
周囲の石に磨かれてツルツルになっていました。
何か見つかるんじゃないかと思わせられる様々な石(小粒)。
波に洗われている石は特に綺麗に見えます。
今回拾ったのはこんな感じ。小さい石ばかりです。
並び変えてみた。
模様が面白くて見入ってしまう石。
拾った中ではこれが一番大きいのですが大きさは2cmほどです。
玉髄入りの瑪瑙?
礫岩(れきがん)だと思う。
こちらは玉髄(ぎょくずい,カルセドニー)かな。
シーグラスもありました。拾い集めればアクセサリーになりそう。
気に入ったのはこちらの緑の石。
ネフライト、じゃないよね?
プリンが入っていたグラスに入れ、水を入れて愛でております。
立石は葉山層群の最上部にあたるそうです。
石についての学びはこれからですが、奥が深いなと感じています。
日本は狭いのに地質が多様なので、石も多様。
その土地のことが分かる(気になる)のでワクワクします。
知識を蓄えていずれは糸魚川を再訪したいなぁ。
【立石海岸(たていしかいがん)】
神奈川県横須賀市秋谷3-5
JR逗子駅から長井方面行バス「長井行」「市民病院行」他(約25分)
「立石」バス停下車
※近くにコンビニなどはありませんので飲み物は必携