今回の旅の目的は阿字ヶ浦にある神社に行くことでしたが、
すぐ目の前が海なのでビーチコーミングをすることにしました。
小田原の海岸でド短時間でした石拾いの楽しさが忘れられなくて。
意気込んで海に向かったものの、阿字ヶ浦海岸は砂浜でした。
しかも、結構綺麗な砂浜でした。
今回初めて知ったのですが、ここは養浜(ようひん)されているそうです。
つまりは開発され、定期的に整備されている砂浜なんですね。
ゴミもほぼ見当たらないのでかなり手入れされているっぽい。
ところどころに貝殻や小さな石は落ちています。
それほど古くなさそうな護岸にプレートを発見しました。
東日本大震災で既設の護岸が崩壊と沈下をしたそうです。
護岸の向こうにある消波ブロックはかなり砂に潜っていました。
国土交通省:阿字ヶ浦海岸侵食対策事業(PDF)
さて、こんな綺麗な砂浜ですが、全く石がないわけではないため、
石が見られる場所で重点的に探すことにしました。
左側に見えるのは常陸那珂火力発電所もある茨城港。
砂というよりは石の粒という感じ。
不思議な穴の開いた石を発見。
先に別の箇所で無数の穴が空いた石を発見して撮っておりました。
これは穿孔貝 (せんこうがい) と呼ばれる貝が空けたものらしい。
全く石が無い訳ではないようです。
今回は拾った石はこんな感じ。
明らかに海に降りる場所を間違えましたね。
後から調べたところ、石が沢山転がっているのは
磯崎海岸(茨城県ひたちなか市磯崎町)だったようです。
次回はそちらに行ってみようと思う。
ビーチコーミングはできなかったけれど、
波の音が心地よくて結構長い間ここに居ました。
さて、拾ったものを洗ったので、一部を貼ってみます。
部分的に玉髄のような?
これは玉髄ではないかと。
どこにでもありそうな石ですが、
茶色い部分は鉄分が含まれているのかなと想像しております。
内側がピンク色の貝の欠片。(めちゃくちゃピンク色です)
これは何の貝の欠片なんだろう?
今回一番気になった石がこちら。瑪瑙かな?
いろんな色が入っていて見ていて飽きません。
ブラックライトを当てるとこんな感じ。
石って奥が深いと感じます。
とりあえず図鑑をDLしたので、いろいろと調べて学ぼうと思っています。
久々に地質標本館に行ってみようかしら。
【阿字ヶ浦海水浴場(阿字ヶ浦海岸)】
茨城県ひたちなか市阿字ヶ浦町