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かつて大山寺別當八大坊の住まい(下屋敷)だった場所に

『大山阿夫利神社 社務局』はあります。

福永町に神社社務所あり、昔下屋敷といふ大山寺別當八大坊の住 宅地なり。後山を櫻山といひ、庭園に樹高三丈齢三百年の大槲あり、前方川を隔てて小徑三丁にして大瀧あり、福永町に愛宕瀧(新瀧ともいふ)あり。開山町に 入りて良辨瀧あり、開山堂あり、堂の後方小山を赤松山と云ふ。
小林順三「霊岳大山登拝のしおり」(昭和二年六月三十日発行)

折角近くまで来たので、御朱印を頂こうと思って境内へ。

境内には祈禱殿、能楽殿があり、 車のお祓いはこの社務局で行うそうです。

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車の祈祷を行うほど広いので境内案内図を撮っておきました。

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祈祷殿脇の奥に階段があり、社務局受付に上がれます。

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社務局受付は社務局の建物の二階にあるため、靴を脱ぐ必要があります。
登山靴だったのでちょっとモタモタしました。

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右側が社務局の御朱印です。
三種とも書体が違うところがなんとも言えず良い。

本社には行けなかったけれども、

社務局に立ち寄れたので満足度が高くなりました。

蛇足ですが、社務局に至るまでの間にあったスポットを

以下に貼っておきます。

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こま参道手前から見たの鈴川。

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[右側] とうふ参道入り口付近にある良辨滝(ろうべんだき)。

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大山寺を開山した良弁僧正が最初に水行をした滝と言い伝えられています。
滝の高さは4mほど。
参拝者が身を清めた「大山六滝」のひとつ。

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良辨滝前を流れる清流「鈴川」。

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「大山まん志゛う本舗 良辨」店舗近くにある水場。
トレーニング中の方々が立ち寄っていたため存在に気づきました。

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湧き水をそのまま引いただけの水場のようです。

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水は流れっぱなし。

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消毒していないため、飲むなら自己責任でってことっぽい。
折角なので手を濯いでおきました。

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あたご滝バス停付近にある愛宕滝。
近寄ろうと思ったら行水中の若者たちが居たため遠慮致しました。

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社務局入口バス停前にある大滝荘 たけだ旅館。
昭和レトロな外観に興味を覚えました。
中にカフェがあるようです。

バス停に立って約2分でバスが到着したため散策はここまで。

なかなか面白かったです。





【大山阿夫利神社 社務局】
おおやまあふりじんじゃしゃむきょく

神奈川県伊勢原市大山355
https://www.afuri.or.jp/


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