町工場に出入りしていた銀行マンが、廃業寸前の町工場を立て直していく…池井戸潤の小説のようなストーリーを地で行ったのがこの心の酢の戸塚醸造店の始まりでした。

という出だしから始まる紹介文。

このストーリーの舞台『戸塚醸造店』は山梨県都留市にあります。

代表の戸塚さん、実はもともと銀行マン。
先代とは銀行員と得意先という間柄でした。
先代の年齢や体調の問題から廃業の手続きの相談を受けているうちに先代の無農薬の米を使うこだわりや伝統製法でつくる想い、その酢の世界のおもしろさに引き込まれていきます。
31歳で銀行を辞め、跡を継ぐという決断をしたそうですが、先代の体調がすぐれなかったこともあり、酢のもとになる酢酸菌がすでにその時は弱っていました。

テレビ放送で話題となったらしいのですがワタクシはそれを知らず、

関東近郊にある酢の醸造所を見学したいと思って探したのが知る切っ掛けでした。

今や関東で甕仕込み静置発酵の酢を醸造しているのは『戸塚醸造店』のみだそうです。

時間を掛けて丁寧に作る米酢は美味しいに違いないと思い、蔵見学を考えたのですが

1ヵ月前までの予約が必要ということと、

「夫婦で営む小さなお酢屋のため日々バタバタと仕事に追われています」

という一文を見て見学を控えて商品の取り寄せを試みました。

当たり前ですが、山梨からの送料は880円なので交通費よりも遥かに安いです。

今回取り寄せたのは2種類。

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[右]心の酢『上澄み無濾過』 1000ml(2本で計2,808円・税込)
[左]ゆず香 300ml(1本864円・税込)

注文後に「まさか近所で買えちゃうなんてことはないよね?」と探したところ

最寄駅ビルに入っているスーパーマーケットで取り扱いを目撃。

しかし棚にあったのは500ml瓶で、取り寄せたのは1リットル瓶なので、

少しホッとしています。

少量ずつ買い足したくなったら近所で買おうかな。

最近甘酢あんかけに激ハマりしておりまして、お酢の消費量が上昇中です。

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なんでも甘酢餡にしちゃってます。

たぶんお酢に飽きることは無いんじゃないかと思うので、

引き続き、次なる醸造所探しをするつもりです。

やっぱりお酢といえば九州のイメージなので、その辺りを探すべきかなぁ。



◆前述の引用の続きは以下のリンクにて。


【戸塚醸造店】
山梨県都留市夏狩253
https://kokoronosu.jp/


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