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茅野出身の藤森照信先生が設計した3つの茶室が茅野市にあります。

「高過庵」「低過庵」「空飛ぶ泥舟」がそれ。

2010年に茅野市民館主催のワークショップで製作され、

2011年に今の場所に移設されたそうです。

今回はこれらを観るために茅野までやって参りました。

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「空飛ぶ泥舟(そらとぶどろぶね)」
ケーブルで浮いている小さな茶室です。
個人所有だそうで内部に入るにはツアーに参加するしかないようです。
高所恐怖症のためワタクシは永遠には入れなさそうです。

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割と高い。

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近くに施錠されている木製の梯子がありましたが、これで上るのは怖すぎるかも。

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地上約3.5mに浮かんでおります。

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今にも歩き出しそう。
奥に見えているのが「高過庵」です。

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「高過庵(たかすぎあん)」
『TIME』誌の「世界でもっとも危険な建物トップ10」に選ばれています。

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地上6mの木の上に乗る茶室です。
こわい。

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茶室から見るロケーションはとても良さそうです。

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これだけ高いところにあると虫が寄り難いかも?

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たった二本の木で支えられています。

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すぐそばに祠がありました。

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「低過庵(ひくすぎあん)」

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こちらは真横から見た写真になります。
屋根が開くんだろうか? ⇒ 驚きの開き方をするようです

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半分土に埋まった竪穴式茶室です。

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反対側の横から見たらこんな感じ。

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煙突が可愛いですのですが、上からだと開口部が見えません。

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道があったので降りてみました。

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本当に半分埋まっています。中は涼しいのかな?

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自然に馴染む建物で見ていて落ち着きます。

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雑草が生い茂っていないってことは定期的に草刈がされているんだろうな。

見学に先だって神長官守矢史料館で確認をしておいて良かったです。

後から調べたら藤森先生の実家の畑内(私有地)にあるらしい。

念のため確認したところ外観の見学は可とあるから大丈夫っぽい。

気が小さいのでちょっとドキドキしました。

これら3つの茶室(外観)を観てもっと藤森建築が好きになりました。

なるべく早く多治見市モザイクタイルミュージアムに行きたいと思う。








【高過庵(たかすぎあん)、低過庵(ひくすぎあん)、空飛ぶ泥舟】
【神長官守矢史料館(じんちょうかんもりやしりょうかん)】

長野県茅野市宮川389-1(茅野駅から徒歩40分・タクシー10分)
神長官守矢史料館入館可能時間 9:00~16:30
※高過庵・低過庵・空飛ぶ泥舟の外部はいつでも見学できます。
神長官守矢史料館休業日:月曜、祝日の翌日(月曜が祝日の場合は翌日も)、年末年始
https://www.city.chino.lg.jp/soshiki/bunkazai/1639.html


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