image

旧吉池医院の見学は二階に続きます。



安定感と安心感のある重厚な階段を上ると。

image
階段脇の装飾。こんなところにまでとちょっと驚く。

image
二階の手すりにある装飾。アカンサスっぽい何か。

image
階段前の洋間入り口にある照明器具。お洒落です。

image
二階廊下の照明は意外と小ぶり。

image
階段前の洋間。壁紙がボロボロになっています。
古い記録写真を見ると壁に模様はないので張り替えられているのだと思われます。たぶん。

image
レースのテーブルクロス。(漂白して糊づけしたい)

image
剥がれた壁紙。

image
なぜか西郷隆盛(とされている)絵が掛けられています。

image
階段側から見た奥の部屋。

image
こちらが階段から見て一番奥の部屋。
こちらには伊藤博文の絵が掛けてあります。何故?

image
備品は殆どありませんが
以前からここら掛けられていたんだろうと思われる絵もありました。
ってか、部屋の壁が弁柄を混ぜた漆喰塗りっぽい。

image
とても細い廊下で荷物の搬出入は難しそうです。

image
廊下の奥は和室でした。
だったら搬出入する家具が無くても良いので納得です。

image
ポツンと置かれたランプ。

image
休憩室を兼ねた和室の押入れに道具類が展示してありました。
黒柿の鏡台も置いてありました。なんて贅沢な。

image
こちらのオブジェが気になったので座ってみました。

image
image
ペーパークラフトだったらしい。
価格の目安が書いてあったのでそれよりちょい足しで募金箱に投入致しました。

image
シンプルな窓の鍵。

image
塔屋の見学はできませんでした。

image
塔屋に向かう階段。漆喰の壁と相俟って美しい造形です。

image
現在は周囲にビルが建っていますが、
昔は塔屋からの見晴らしがよかったんだろうなと想像されます。

見学後に少額ながら募金箱に投函したところ手作りの栞を頂きました。

募金した人に配っているんだそうです。

有志の方々によるどうしてもこの建物を遺したいという

強い意志と熱い情熱を感じました。

文化財登録されると良いなとも思っていますが、

手続きが大変だろうなぁ。




image
【旧吉池医院】

山形県山形市十日町2-4-16


にほんブログ村 地域生活(街) 東京ブログへ