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一通りの更年期の症状をやり過ごしてきたワタクシ。

その話を「へーっ」と聞き流してきた同僚が、

今年に入りワタクシと同じ症状に見舞われているそうです。

手が強張るとか、手首が居たくなるとか、足じゃないところが攣るなどと

以前のワタクシがボヤいていたそうで、

同様の痛みに見舞われる度にワタクシが言ってたやつだと思うのだそうです。

だから痛みに見舞われても何の病気だろうかと不安にならず、

しばらくしたら消える痛みだと思ってやり過ごしているんだとか。

それを聞いて「ワタクシのおかげさまじゃん」と笑っておきました。

しんどかったことを後追いでも共有してくれる人が居るって心強いと思うの。

お互いに。

ジタバタしたことが後進の役に立っているなら、なんか救われるというか。

更年期について他人様に語れる時代で良かった。

そうでなければ医療費がもっと跳ね上がっていたかも。

更年期の症状は続いてはいるものの劇症ではなくなり(慣れたとも言う)

加齢の症状を経験する日々です。

だから諸先輩方の病気・病院談議は聞き流さないようにしております。

その病院と医師が自分に合うかはわからないけれど、

情報はすっごく大事だと思う。

先日別の同僚に月曜朝から受付している信頼できる整形外科を紹介した時、

あの痛みと医療費が今役に立ったんだと妙な満足感を得られました。

同僚たちがワタクシに「どこかいい病院ない?」と訊くのは、

ワタクシがそれだけ周囲に語っているってことで(苦笑い)。

またはそれだけ病院に掛かっているということで(苦笑い)。

でも思うんです。

経験者は語っとけ、と。

その情報はいつか困っている誰かの役に立つから。

ということで今後も他人様から情報を得つつ、

それを誰かに伝えていこうと思います。

病について他人様に語っちゃう老女子(ふじょし)として。




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