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昭和3年(1928年)竣工の『片倉館』は上諏訪温泉の温泉施設で、会館、浴場、渡廊下の3棟が国の重要文化財に指定されています。建物の設計は新宿御苑台湾閣を手掛けた森山松之助です。



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館内見学のみでは入館できません。

千人風呂は映画「テルマエ・ロマエⅡ」の撮影場所の1つにもなっています。

大正から昭和初期に製糸業で栄えた片倉財閥が地域住民の厚生と社交の場として昭和3年に建設した片倉館は、千人風呂と呼ばれる大浴場が特徴。深さ1.1mもの大浴場に立って入ると、そこの玉砂利が足の裏を心地良く刺激する。
https://www.suwa-tourism.jp/archives/002383.php

片倉財閥の代表者で片倉製糸紡績株式会社社長の二代片倉兼太郎が、昭和の御典礼祝賀と創業50周年を記念して建てたもの。製糸工場で働く女工への福利厚生を主要な目的にしており、また、天竜川に水車を設置していた製糸業者と水害に悩まされていた湖畔低湿地の農民に利害対立があったことから、地域住民への報恩・補償の意味合いもあったとされる。
Wikipedia

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重要文化財の附(つけたり)指定になっている噴水池

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モザイクタイルがびっしりと貼ってある豪華な造り。

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有翼の獅子像が付いた椅子

時間が無いため千人風呂に入るのは次回に見送るとして、見学可能な会館に入ってみました。

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重要文化財なので個人情報の記名が必要です。

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外壁のレリーフも見どころの一つ。
下のは鳩かな?


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こちらは正面玄関。
マッチョな狛犬が鎮座しています。


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重要文化財の指定書が展示してありました。

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恰幅の良いワタクシが乗っても安心感のある立派な階段。


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(クリックで拡大)

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二階の大広間は204畳もあります。
奥が格天井、手前が折り上げ格天井という豪華さ。

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舞台には正面玄関に設置してある狛犬の写真がありました。

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五芒星(?)の照明器具が格好良い。

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直ぐに答えを確認できるQ&A。

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Q&Aにある「守り熊」を発見。
熊はヨーロッパの神聖な生き物で守り神としたのがはじまりだそうです。

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向かい側が温泉浴場棟です。

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一階廊下の天井には屋久杉が使われているそうです。

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洒落た廊下のランプ。

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中広間の床の間には大黒様が飾ってあり、
その前には1.5畳ほどの長い畳が敷いてあります。

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事務所前の廊下に同館のグッズが並んでいました。

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こんなセットもあります。

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これが上のセットの内容っぽい。
桶は商品じゃないと思われます。

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高いなと思ったらシルク入りでした。

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SixTONESの2021年カレンダーを発見。

事務所の誰かがSixTONESのファンなのかと思って訊いたら片倉館がロケ地となった写真が含まれているそうです。(該当ページに付箋が貼ってありました)

後から知ったところによると上述の階段でも撮っているっぽい。
(もっとちゃんと見ればよかった

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写真の一つが撮られたと思われる尖塔(右)。
螺旋階段になっていて上に行くほど狭くなるためお掃除が大変なんだとか。
以下のサイトに尖塔内部の写真がありました。
 

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駐車場側からも撮っておきました。
奥が温泉浴場棟、右が会館棟です。

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温泉浴場棟を通りから観る。

尖塔の内部も観てみたいけれど、たとえ一般公開されたとしても恰幅の良いワタクシは難しいだろうなぁ。

次回は是非とも入浴して建物を見学するつもりです。
そして事務所横に置いてあるSixTONESのカレンダー(付箋箇所)を見てから可能な箇所の写真を撮ろうとも思う。

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諏訪市美術館(旧懐古館)も敷津内にあります。
木造二階建、入母屋造桟瓦葺

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一見しただけではワタクシには判別つかなかったのだけれど、
登録有形文化財(建造物)らしい。


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【片倉館(かたくらかん)】
国指定重要文化財
長野県諏訪市湖岸通り4-1-9
営業時間 10:00~20:00
定休日:第2・4火曜
※auPAYなどのQRコード決済可
https://www.instagram.com/katakurakan/
http://www.katakurakan.or.jp/index.php


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