
約5年ぶりに常陸大子(ひたちだいご)駅に降り立ちました。
なんだか駅の周辺が変わったような…
と思っていたら、ヤマザキショップがなくなったらしい。

駅のホームは以前変わらず。

水郡線車内は結構広々としています。
駅に降り立った途端に感じたのは、人の少なさ。
猛暑なので外出する人が居ないってこともあるでしょうが、
よくわからないながらも少ない気がする。
町を歩いていてそう感じました。
大子町は久慈川に面したところにあるのですが、
駅から少し歩けば川に行きつきます。
川の向こうに渡ろうと思って橋を目指していたら、
橋が無くなっていました。

この辺りの建物がなくなっている気もする。
以前は左側に割烹料理屋があったような?

松沼橋架け替え工事中?
令和元年の台風で鉄橋が流出したところがあったそうです。※ここではない
松沼橋は堤防よりも低いため架け替えるみたい。
参考:国土交通省「久慈川緊急治水対策プロジェクト 松沼橋架替」


(クリックで拡大)
茨城県の資料:令和元年台風第19号による被災状況(久慈川水系久慈川)
国土交通省の資料:令和元年台風第19号の被害と対応状況

以前よりも川に降りる道幅が広くなっていました。
車止めなども撤去されています。

半分以上撤去された橋。


撤去されつつある松沼橋遠景。

松沼橋のそぐそばにある歴史的な看板建築。
ここは大丈夫だったんだろうか?

別の場所でこんな標識を目にしました。
高齢化が進んでいるのかもしれん。

器而庵(きじあん)は健在でした。
茨城県のHPを確認したら、大子町の年齢別人口割合は
- 15歳未満 6.8%
- 15~64歳 44.2%
- 65歳以上 49.0%
でした。(令和5年4月1日現在 県統計課「茨城県常住人口調査」)
15歳から64歳の割合が分かりませんが、
確実に高齢化が進んでいるようです。
また、台風第19号に係る建物(住家)の被害状況については、
- 全壊 35棟
- 大規模半壊 107棟
- 半壊 301棟
- 一部損壊 132棟
で、合計 575棟だそうです。
甚大な被害だったのですね。
だから建物が無くなっていたのか。
つくば市の竜巻被害でも感じたのだけれど、
その地を訪れてみないと自分の中に浸透しない事柄は多いと
改めて感じました。
今後、大子町がどのようになっていくのか気になるので、
少なくとも数年後までには再訪したいです。
出典:市町村のデータ(大子町),台風第19号に係る被害状況等について

